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アンバサダー級

出典: Memory Alpha

アンバサダー級
艦種: 重巡洋艦
所属: 惑星連邦宇宙艦隊
建造拠点:   サンフランシスコ造船所地球
コペルニクス造船所
マッキンレー造船所地球
ニューアバディーン造船所アルデバラン
開発開始: 2311年
就役: 2313年
退役: 2370年
全長: 526m
全幅: 322m
全高: 128m
重量: 3,700,000mt
速度: Warp 9.0 (最大速度)
デッキ数: 26
乗員数: 750名(最大収容人数2750名)
武装: タイプIXフェイザー・アレイ×10基
魚雷ランチャー×2基
光子魚雷×175発搭載
防御: ディフレクター・シールド
ネームシップ: USSアンバサダー(NX-10521)
状態: 退役 (2379年現在)


 アンバサダー級(Ambassador-Class)宇宙艦は、惑星連邦宇宙艦隊が保有する宇宙艦である。

目次

[編集] 開発経緯

[編集] 開発に至る経緯

 アンバサダー級(Ambassador class)の開発は、ユートピア・プラニシア造船所宇宙艦隊の新型艦設計局連邦防衛評議会において、2311年に開始された。

 連邦安全保障理事会により、アンバサダー級開発のために以下の決定が下された。

  • 多角的な任務に対応できる容量を持たせ、その主たる目的を科学調査とする。
  • 連邦領域の深淵部の防衛任務と科学調査任務のためにエクセルシオ級の増産を行う。
  • 深宇宙調査において、平和的な外交任務にも、武力衝突にも対応できる能力を持たせる。
  • 戦時や非常事態においては、最前線での運用に耐えうる能力を持たせる。

 宇宙艦隊の第一の任務は、科学調査任務であり、それまでの連邦艦はその第一の任務に特化した設計が行われていた。 しかし、アンバサダー級はその伝統を大きく覆す画期的な企画でもって開発された。

 それは、クリンゴン帝国ロミュラン帝国との軍事的緊張の高まりによってもたらされたものであった。  2290年代前半に、連邦領域とクリンゴン帝国の領域境界での交戦は激化した。

 その発端は、2291年の連邦クリンゴン中立地帯で起こった事件であった。

 その概要は以下のとおりである。

 アンドリアからコルベットがクリンゴン領域へ向けて航行していたが、USSオベロン(NCC-4998)の艦長であるオーデット・ハムリン大佐はそのコルベットが武器の密輸を行っている疑いがあるため、中立地帯に侵入する前に臨検を行おうとしたところ、二隻のクリンゴン軍のブレル級バード・オブ・プレイが出現し、USSオベリンの行為は海賊行為であると主張して臨検を妨害した。  しかし、オーデット大佐は引き下がらなかったため、クリンゴン艦二隻はUSSオベロンに対して攻撃を加え、航行不能にした。

 この事件を機に、クリンゴン帝国評議会クリンゴン艦連邦艦に対する優位性を確信し、その事件以降中立地帯周辺でのクリンゴンの横暴は激化した。

 その後も、連邦エクセルシオ級他の艦はクリンゴン艦に対抗できない事例が相次ぎ、宇宙艦隊設計局はクリンゴン艦に対抗しうるそれまでの探査任務のみに特化した艦ではなく、高い戦闘能力を要求した艦の設計が必要であると認識した。

 そして、新型の防衛艦開発の正式な認可は、2311年のトメド事件の後に下された。

[編集] 開発から就役

 アンバサダー級の開発は、2311年に開発コードNXC-9331NAの名で開発が開始され、その後公式にアンバサダー級プロジェクトとして発行し、実際の建造はその四年後の2315年前半に開始された。 様々な実験が繰り返され、2317年にバージョン3.5NNECワープ・コアが搭載されることが決定した。

 アンバサダー(大使の意)級の名は、クリンゴンとの緊張が高まる中、新型の強力な艦を開発していることに対してクリンゴンを刺激しないようにと、あくまでそれまで同様に科学調査や外交任務のための艦であることを外交的に印象付けるために定められた。  新型ワープ・コアのテストは、2318年にミランダ級オーベルト級を用いてセクター001において行われ、およそ一年の厳しいテストの結果、合格した。

 エクセルシオ級に搭載されていたScarbak IV型インパルス・エンジンは、アンバサダー級の船体では亜光速航行での加速性の低さや、燃費の悪さから、クリンゴン艦に対抗するには性能が低すぎると判断された。  そこで、ドウェイン・ルイス技師は、その問題を解決するために新たな方法を考案した。  それは、重量過多の船体での亜光速航行能力を向上させるためには、船体の重量を減らすことが必要であるが、物理的に減らすのではなく、ワープ・エンジンワープ・フィールドを流用し、インパルス推進の際に船体を亜空間フィールドで包み込むことにより船体質量を落とすというものである。  それらの実験すべてが成功した後、一番艦であるUSSアンバサダー(NX-10521)は、2311年11月に就役した。

[編集] アンバサダー級の特徴

 アンバサダー級プロジェクトに要求されたものは、従来の科学調査任務に加え、重武装を与えることであった。

 アンバサダー級は長距離長期間での任務を実行するためには、必然的に搭載燃料の増加や、エクセルシオ級以上の乗務員の居住環境の向上が必要とされた。そのため、シフト制において極力運行上必要な乗務員数を少なくする必要が出てきたため、新型の高性能コンピュータシステムであるLCARSシステムが採用された。

 LCARSシステムは従来のデュオトロニクスシステムよりも高度であり、運行制御の人員を削減することが可能であった。


[編集] 兵装

 アンバサダー級は、より生存性を高めるため、艦内の重要区画にデュラニウム合金によって強度の高い装甲を張り巡らせた。それは、後にデファイアント級にも引き継がれるものとなったのである。

 そして、それまでのミランダ級エクセルシオ級に搭載されていたタレット型のフェイザー砲から、アレイ型フェイザー砲へと移行された。

 アレイ型フェイザー砲は、エミッターの再充電の時間を短縮し、尚且つ多方向への同時攻撃を可能とした。


[編集] アンバサダー級の評価

 アンバサダー級はそれまでの連邦艦の能力を凌駕するものであった。 そして、アンバサダー級は連邦艦の新しい基準となった。

 しかし、アンバサダー級は宇宙艦隊からは当初1000隻の生産要求がもたらされたが、わずか150隻しか生産されなかった。

 アンバサダー級が完成した後、連邦宇宙艦隊の大幅な再編成に取り掛かったのである。  シャイアン級ギャラクシー級ネビュラ級アキラ級といった新型艦が相次ぎ開発され、それらはアンバサダー級の能力を凌駕してしまったのである。

 ネビュラ級は、それまでのアンバサダー級の任務を後継し、尚且つアンバサダー級以上の能力を発揮できるものであった。  そのため、アンバサダー級の任務の範囲は狭められ、それまでの宇宙探査の任務から外されることとなり、その運用は要人護送や、国境警備艦隊への編入など専門的な任務へと投入されることとなった。    その後、ボーグ侵攻の際の防衛戦やドミニオン戦争において残存艦の大多数が失われてしまった。  生き残った少数のアンバサダー級艦もその老朽化から、アップグレードが不能であったため、順次退役させられていった。

 そして、2370年には全艦が退役してしまうことになったのである。

(出典:http://techspecs.startrek.acalltoduty.com/ambassador.html

[編集] 同型艦