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エクセルシオ級

出典: Memory Alpha

エクセルシオ級
艦種: 重巡洋艦
所属: 惑星連邦宇宙艦隊
建造拠点: ユートピア・プラニシア造船所火星
アンタレス造船所アンタレス4号星
コペルニクス造船所
アトラス5造船所デネブ5号星
サンフランシスコ造船所地球
開発開始: 2252年
就役: 2285年
全長: 511.25m
全幅: 195.65m
全高: 86.76m
重量: 2,350,000mt
速度: Warp 9.4(最高速度)
Warp 6 (巡航速度)
デッキ数: 17
乗員数: 450名
武装: タイプVIIIフェイザー・タレット×12基
魚雷ランチャー×4基
光子魚雷×120発搭載
防御: ディフレクター・シールド
ネームシップ: USSエクセルシオ(NX-2000)
状態: 現役稼働中だが量産は中止 (2379年現在)
強化型エクセルシオ級


 エクセルシオ級(Excelsior-class)もしくはエクセルシオール級宇宙艦は、惑星連邦宇宙艦隊が保有する宇宙艦である。

目次

[編集] 概要

[編集] 開発要件

 エクセルシオ級の開発が開始されたのは、2252年であった。

 惑星連邦安全保障理事会において決定されたエクセルシオ級の要求概要は以下の通りである。

  • 科学調査を主とした設計を行うこと
  • 連邦領域深淵部の防衛力の要として、コンスティチューション級の後継とすること。
  • 深宇宙任務において、平和的外交にも武力衝突にも対応できる能力を持たせること。
  • 戦時においては、最前線での運用に耐えうる戦闘力を持たせること。
  • トランスワープ・エンジンを搭載すること

[編集] 開発経緯

 2200年中盤、クリンゴン帝国ロミュラン帝国との中立地帯のパトロール任務には、主としてミランダ級コンスティチューション級が割り当てられており、その他宙図作成や輸送任務、病院船としての機能はオーベルト級ミランダ級の一部がそのほとんどを担っていた。

 しかし、クリンゴン帝国の脅威が増す中で最前線での防衛力の要であるコンスティチューション級は老朽化が目立ち始めていた。 そのため、その戦力の増強のために新たな艦が求められていた。 国境防衛任務において最重要視されるのは迅速な展開であったため、宇宙艦隊司令部が求めたのは巡航能力であった。コンスティチューション級ミランダ級は高い能力を持ってはいたが、巡航能力の面では見劣りするものであった。

 2258年、宇宙艦隊は主な開発センターに対して新型のワープ機関の開発を命じた。 その後十年の間に様々なプランが提出されたが、遂に一つの完成形を見ることとなる。それが今日のエクセルシオ級の設計案であった。

 ワープ・エンジンは、コンスティチューション級に搭載されているエンジンよりも高い性能のM/ARAシステムの開発を、ロードアイランドセクターのニューポートニューズエンジニアリング社(NNEC)に命じた。NNECは既にオーベルト級のM/ARA構成を設計し、高い評価を得ていた。 このエンジンは、速度性能は最もよいものではなかったが、安定性では非常に高い評価を得ていた。

 NNECの若きエンジニア・常川ヨシ博士(日本人)は、ワープ10を超える速度を出すトランス・ワープ理論を発表した。従来のエンジンではワープ9.5を超える事は不可能であったため、宇宙艦隊はその新型ワープ機関の開発を命じた。 しかし、14年の長きにわたりトランス・ワープ機関の開発は行われ、エクセルシオ級のプロトタイプであるUSSエクセルシオ(NX-2000)はスペース・ドックに凍結されていた。

 その後、2272年に太陽系からバルカン星系までの航行試験が行われることになった。

 その他にも、エクセルシオ級の船体は非常に高い完成度であった為、インパルス・エンジンも新型のものが搭載されることとなった。それが、Scarbak Mk IV Impulse Drivesと呼ばれるエクセルシオ級のために開発されたインパルス・エンジンであった。

 そして、初の実験航行が行われることとなった。その実験のために二隻のミランダ級、USS ArchangeliskとUSS Sevastapolが護衛のため随伴した。

 最初のテストでは、USSエクセルシオは二隻の護衛を引き離し、ワープ9.4に達した。巡航速度であるワープ8ではそれまでに類を見ない非常に安定した航行性能を発揮した。それは、非常に低い燃費での航行を実現したため、ワープ10を超えることも難しくないと判断された。

 2282年に、USSエクセルシオジェームズ・スタイルズ大佐の指揮下に入った。 そのころ、USSエンタープライズに配属されていたモンゴメリー・スコット大佐USSエクセルシオ機関主任として配属される事が決定した。それは、彼が宇宙艦隊内でも最も優秀なエンジニアであったからである。

 そして、遂にトランスワープ・エンジンの能力を発揮する時が来た。それは、ジェイムズ・カーク大佐USSエンタープライズを盗み出した際に、追跡任務を艦隊司令部から命じられた時だった。

 しかし、USSエンタープライズを追跡する際にUSSエクセルシオはワープ1にも到達せず、追跡を断念せざるを得なくなった。 艦隊司令部はこの成果に非常に失望した。

 後にモンゴメリー・スコット大佐からの報告によって、USSエクセルシオのエンジンからデュートロニックプロセッサを3つ引き抜いたことによって発生した事態であることが判明した。あっけなく破壊工作に成功してしまうこの新型エンジンは、艦隊司令部から失格とされ、新たにNNEC Generation 5M/ARA型の通常機関のワープ・エンジンが搭載されることとなった。こうして、トランスワープ・エンジン開発プロジェクトはとん挫してしまった。

 この第五世代のエンジンシステムの作動効率はコンスティチューション級を燃費の点で上回り、高速巡航性能は高かった。そして、船体性能は艦隊の要求スペックを上回るものであったため、艦隊司令部エクセルシオ級を成功と考え、40隻の建造を命じた。

 しかし、搭載されていたインパルス・エンジンには深刻な欠陥が発見され、船体が大型化されたエクセルシオ級にはパワー不足であることがわかった。コンスティチューション級の機動性には及ばない鈍重な機動性は、戦闘において苦戦を強いられるものであった。

 そのため、NNECは、大幅な性能向上のための再設計を強いられた。そこで、NNECはエクセルシオ級の改造型(USSエンタープライズBと同様の型)を開発した。それは、インパルス・エンジンが強化され、非常に高い性能を発揮したが、艦隊司令部はすでに従来型のエクセルシオ級のワープ航行性能に満足し100隻の発注を行い、生産が開始されてしまっていた。

 そのため、エクセルシオ級改造型は普及することはなく、25隻のみが建造されて、その後は発注されることはなかった。

 エクセルシオ級の耐用年数は50年が目処とされていたが二回の大幅なアップグレードが行われ、当初の耐用年数以上に活躍した。

 まず、主武装がタイプVIII フェイザー・タレットに換装され攻撃力の増加が図られた。そして、第二の改装はコンピュータシステムをLCARSシステムへ移行することと、ワープ・エンジンを新型機関に換装することだった。

 その後アンバサダー級が就役し、さらにネビュラ級の就役によって次第にエクセルシオ級の任務がそららにとって代わられるようになっていったことから、エクセルシオ級はそれ以上のアップグレードを行われることはなかった。 より攻撃力が高く、エネルギー効率の良いタイプXフェイザー・アレイが全盛となった中で、タイプVIIIフェイザー・タレットは、エネルギー効率が悪く、場所を取るものであったため、レプリケーターが装備されるようになり、エネルギー消費率が高くなった艦にとっては、それ以上のアップグレードは不可能であったのである。

 その後の、ボーグ侵攻やドミニオン戦争においてのエクセルシオ級の消耗率は驚くべきものであった。就役しているエクセルシオ級のおよそ60%が消耗してしまったのである。

 しかし、それがエクセルシオ級が無力であったというわけではなく、アップグレードや修理を施された多数のエクセルシオ級は、カーデシア軍ガロア級に匹敵する能力を持っていた。

 しかし、新型のスチームランナー級にとって代わられ、防衛力として前線採用されることによって、エクセルシオ級は領域外縁部のパトロールや外交任務、科学調査任務へとその活躍の場を移していった。

 しかし、今もなお80隻のエクセルシオ級が現役で運用されているのは、艦隊でも最も成功した宇宙艦であるということを証明している。ミランダ級、エクセルシオ級は艦隊で最も量産された艦であった。

 それらが、艦隊に大きな貢献をしたことに疑う余地はない。

(出典:http://techspecs.startrek.acalltoduty.com/excelsior.html

[編集] 技術情報

[編集] 推進システム

 エンジンには、ダイリチウム結晶の再結晶化を行うシータ・マトリックス構成装置が備えられている。ギャラクシー級に搭載されたシータ・マトリックス構成装置は、エクセルシオ級のそれよりも10倍の効率アップが行われている。

 24世紀に入るとワープ・コアもアップグレードされており、エンジン・ナセルが青く発色しているタイプもある。

[編集] 兵装

 タイプVIIIフェイザー・タレットが12基、魚雷ランチャーが4基装備されており、登場から24世紀に至るまで非常に長い就役期間の中でマイナーチェンジが繰り返された。

 最新のエクセルシオ級では、最新鋭の装備である量子魚雷も装備することが可能となっている。

 24世紀においてエクセルシオ級は旧型艦ではあるが、その戦闘能力はカーデシア軍ガロア級に匹敵するものであり、依然高い能力を保持している。

[編集] 艦内設備

[編集] メイン・ブリッジ

 メイン・ブリッジデッキ1、円盤部の中心に位置しており、長い期間建造されてきたこともあり、艦によって若干内装が違う部分もある。

 基本レイアウトは、円形の室内の中心に艦長席があり、艦長席の前方メイン・ビューワーの前にコン・コンソールオプス・コンソールが配され、艦長席を中心に円形の壁側に各種ステーションが配されている。

 しかし、戦術コンソールの位置がプロトタイプのUSSエクセルシオと、USSエンタープライズBをはじめとする以降のエクセルシオ級と圧倒的に違い、USSエクセルシオは艦長席の背後は大型システムディスプレイのみであったが、その他の艦では大型のシステムディスプレイと、戦術コンソールが独立して配されている。