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ギャラクシー級

出典: Memory Alpha

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提案内容:欠陥記事の妥当性について協議


ギャラクシー級
艦種: 探査艦(戦時:巡洋戦艦
所属: 惑星連邦宇宙艦隊
建造拠点: ユートピア・プラニシア造船所火星
開発開始: 2343年
就役: 2357年
全長: 642.51m
全幅: 463.73m
全高: 195.26m
重量: 4,500,000mt
速度: Warp 9.8 (緊急時)
Warp 9.6 (12時間)
Warp 9.2 (基準最高速度)
Warp 6 (巡航速度)
デッキ数: 42
乗員数: 1012名
武装: タイプXフェイザー・アレイ×12基(後期生産タイプは14基)
魚雷ランチャー×3基
光子魚雷×275発搭載
防御: ディフレクター・シールド
ネームシップ: USSギャラクシー(NX-70637)
状態: 現役 (2379年現在)


ギャラクシー級(Galaxy class)宇宙艦は、惑星連邦宇宙艦隊が保有する宇宙艦である。ギャラクシー級の概要は以下に記載する。

目次

[編集] ギャラクシー級概要

 ギャラクシー級の開発は、2343年に火星ユートピア・プラニシア造船所でASDB(艦隊上級宇宙艦設計部)によって開始された。

 コンスティチューション級は5年間の深宇宙探査飛行に対応するように設計された。

 その後のエクセルシオ級アンバサダー級も同様に長期間の深宇宙探査に対応できるようにその設計を踏襲した。しかし、クルーの精神衛生上の問題や補給の問題から、どうしても長期にわたる連続航海には耐えられないものであった。

 連邦の領域が広がるにつれてその調査範囲も広大となり、おのずと調査期間も長くなってきため、宇宙艦隊は全く新しい思想で宇宙艦を設計する必要に迫られた。

 その集大成がギャラクシー級プロジェクトであった。

 ギャラクシー級に搭載される予定であった新技術の多くはUSSペガサス等のオーベルト級科学調査艦が実験を繰り返し、実用性を高めた。

 アンバサダー級宇宙艦隊の主力として外交・防衛任務及び、長期間の深宇宙探査に特化していた。そして、オーベルト級は詳細な科学調査任務に特化していた。

 しかし、オーベルト級は巡航速度も遅く長期間探査には向かず、尚且つ23世紀中盤に就役しているためその老朽化と旧式化は否めなかった。アンバサダー級も、そのサイズの割に汎用性の高い艦とは言えなかった。

 ギャラクシー級プロジェクトはそれらオーベルト級アンバサダー級の任務を後継することが主眼とされた。

 要求されたスペックは以下の通り。

  • そのシステムの多くを科学的・文化的な研究調査に充てる事
  • 老朽化したアンバサダー級・オーベルト級に代わり、連邦の科学調査を担える能力を持たせること
  • 連邦領域の外縁において、連邦の秩序を維持させるための能力を持たせる
  • 最新鋭のワープ機関、科学調査機材を搭載させること

 これらの要求スペックを満たすために設計された案が現在のギャラクシー級へとつながっていく。

 ギャラクシー級は20年間の連続任務に耐えうる容量と、長期間の探査のために乗務員の家族やミッションスペシャリストといった民間人を多数収容できる容積が必要とされた。同時に、長期間にわたり長距離を高速で移動できる能力を求められ、安全最大速度は連邦でも最大級のワープ9.2というスペックが与えられた。艦の基本構造や新型ワープ・エンジン・ナセル等はギャラクシー級が登場するまでの間宇宙艦隊で最大を誇ったネビュラ級のデザインを多く取り入れて設計された。しかし、その計画は容易ではなくプロジェクトが2343年に始動され、実際にプロトタイプとなるUSSギャラクシーが就役したのが2357年であった。

[編集] 開発経緯

[編集] 特徴

 ギャラクシー級は、23世紀後半から行っているトランス・ワープ開発以来、75年間に渡り技術的に飛躍的な進歩を遂げる中で、最高の技術を結集させて開発された。ユートピア・プラニシア造船所の艦隊上級設計部の開発センターでプロトタイプが建造されたが、その後毎年二隻のペースで量産できる様に地球マッキンレー造船所と分担生産が開始されることになる。

 200年以上にわたって宇宙艦隊の造船上の伝統とされた円盤部推進部による基本構造は変わらず受け継がれたが、先輩格のエクセルシオ級アンバサダー級などといった従来の艦隊宇宙艦は、緊急時に円盤部を切り離すことが可能ではあったが、その後再び合体させるためには基地へ牽引し、修理が必要であった。ギャラクシー級は、従来のような分離能力ではなく、分離後に二隻の別々の艦として機能するように設計された。そのため、合体と分離が容易に行え、戦略の幅も広げることが可能になったのである。

 ギャラクシー級は非常に強力な武装が施された。第一任務は科学的調査と外交ではあるが、非常事態に自らを守る力はどうしても必要だからである。タイプXフェイザー・アレイが一番最初に装備されたのがこの、ギャラクシー級である。その他、魚雷ランチャーも当初は五発同時発射能力程度を予定していたが、宇宙艦隊側の要求から、十発同時発射可能な大型の魚雷ランチャーを装備するように設計された。魚雷の搭載数も他のクラスの艦よりも圧倒的に多かった。

 開発者たちは、ギャラクシー級の基本フレームの上に新たにアップグレードが可能なように設計した。その後の技術進歩に合わせて、アップグレード可能なようにあえて拡張性を残して設計を行ったためである。最初のアップグレードはワープ・エンジンに行われた。当初はワープ9.2が最高速度として設計されたが、その後ワープ9.9まで引き上げられた。二番目のアップグレードはドミニオン戦争の際に、USSオデッセイジェム・ハダー戦闘機によって撃墜されたことによって発覚した弱点の克服であった。ジェム・ハダー戦闘機との戦闘によって、ギャラクシー級は船体においてはディフレクター盤とドーサルネック部分、その他管制システムに弱点があることが判明した。そのため、宇宙艦隊は既存のギャラクシー級艦すべてに対して装甲強化とシステムのアップグレードを行った。その他、USSヴェンチャーにはワープ・エンジン・ナセル上にフェイザー・アレイが2基増設された。


[編集] 建造経緯

ユートピア・プラニシア造船所 地上設備上のギャラクシー級

 2343年以前よりギャラクシー級プロジェクトの計画は持ち上がっていたが、2343年に公式にプロジェクトは開始された。2280年代後半にトランス・ワープ開発が頓挫した際に、一部の技術者たちはそれでも尚開発に力を入れていた。その結果、2310年代にはワープ・フィールドのテクノロジーは飛躍的な進歩を遂げることに成功した。エクセルシオ級を用いて再びトランス・ワープ開発を推し進めようとしていたが、それが不可能であることが分かるとアンバサダー級を開発し、それをもってついにトランス・ワープを行うに足る船体の開発に成功したと確信した。しかしながら、宇宙艦隊アンバサダー級を通常のワープ機関を搭載させ就役させることを決定し、彼らの計画は再び頓挫することになった。そこで、彼らはエンジン開発に専念することによってトランス・ワープの実用化に向け研究を行った。古い船体を流用して、新型機関の実験を行うという手法をとった。これが後のフリーダム級プロジェクトへとつながった。コンスティチューション級円盤部ドーサルネックから直接ワープ・エンジン・ナセルへ接続させた船体を製造し、五年にわたる実験を行った。その後、より実用的な船体を製造する必要から、アンバサダー級の船体から流用したモジュールに新型のワープ・エンジン・ナセルを三基搭載し、亜空間幾何学のテストに使用した。このタイプはナイアガラ級と呼ばれ2320年代にはすべてのテストは終了した。その後、ドックに入っていた一隻がウォルフ359ボーグとの戦闘に投入され、破壊された。

[編集] 技術情報

[編集] 船体の特徴

船体分離

 ギャラクシー級は他のクラス同様船体分離能力を持ち合わせている。円盤部推進部ドーサルネックと円盤部の付け根の部分で分離が可能である。しかし、他のクラスと大きく異なる特徴は、ギャラクシー級の場合は船体分離をしても、分離した両方の艦がそれぞれ一個の独立した艦として機能できるという部分である。尚、一度分離しても容易に再度合体することができる。

 円盤部には民間人を含めた居住区が設けられており、緊急時には巨大なライフボートの役割を果たす。しかし、インパルス・ドライブが二基と亜空間場維持装置が装備されているだけであるため、円盤部単体でのワープ航行はできない。(ワープ航行中に切り離しを行った際には、ワープ速度をしばらくは維持することが可能だが、リスクが大きいため薦められてはいない)また、惑星上への不時着機能も備わっている。

 推進部にはワープ・ドライブと主たる兵装が備わっており、戦闘ブリッジと呼ばれる第二船体用のブリッジも備わっている。円盤部のインパルス・ドライブのパワーがなくなった分、合体時よりも戦闘能力は落ちてしまうが、推進部だけでも高い戦闘能力を保持している。ギャラクシー級では、非常事態の際には円盤部に民間人などを退避させて、分離後円盤部を逃がし、推進部でもって脅威に対抗するという基本戦略に基づいているためである。

 円盤部のデッキ8は未使用のスペースが置かれており、これは就役時に今後の任務や必要に応じた設備を設置できるようにあらかじめ空白のスペースとして空けられていたものである。尚、この様な多目的スペースとしてあらかじめ空けられていたスペースの容量は船体の35%の割合に達している。

(出典:Star Trek: The Next Generation Technical Manual

[編集] 指揮統制システム

 アンバサダー級以降宇宙艦隊において標準化されたLCARSシステムを搭載した当時においては宇宙艦隊で最大のコンピュータが搭載された。アイソリニアを基本ベースにしたコンピュータであり、三つのユニットに分割されている。そのうち二つが円盤部のブリッジを挟んで対称に配置され、残る一つは機関部と円盤部との接続部付近に設置されている。各ユニットはシリンダー状をしており、8デッキ分の高さがあり、それぞれには亜空間フィールド発生装置が取り付けられ、亜空間内部で演算させることによって超光速での演算を行っている。それぞれのユニットは2048個のモジュールからなり、そのモジュールは144個の光学プロセッサからなる。このプロセッサにはデータアクセスアクセレーターチップが付属している。各モジュールの容量はは634,060キロクワドであり、総計1.29 x 10^9キロクワドの容量を持つ。 これらのユニットの他に船内には380個のサブプロセッサがあり、ODNリレーによって接続されている。殆どはメインユニットを補佐するために設置されているが、ブリッジ転送室、機関部等で使われるものもある。尚、これらは超光速演算は出来ない。

[編集] 推進システム

ファイル:Aft torpedo launcher and impulse drive, Galaxy class.jpg
後部魚雷ランチャー及びインパルス・エンジン

 エンジン・ナセルが二基設置されており、ナセル内部には複数のワープ・コイルが並んでいる。ワープ9から亜光速に戻るまでのタイムラグは0.300秒である。最高速度はワープ9.6で、この速度を約12時間持続することが可能である。ギャラクシー級のワープ・コア宇宙艦隊でも最も強力なエンジンであり、127億5000万ギガワット(12.75EW/1.275×1019W/12,750,000,000,000,000,000W)の出力を発生させることが出来る。尚、改造することによって2370年代に就役した最新鋭のイントレピッド級のワープ9.975に匹敵するスピードを出すことも可能である。

 ワープ・コアは第二船体の12のデッキを貫く大きさがあり、コアの上部にはデューテリウム貯蔵タンクが設置されている。反物質貯蔵庫はコアの下部に位置し、デッキ42に設置されている。

 インパルス・ドライブは円盤部に二基と、推進部に一基の計三基ある。尚、通常は推進部のメイン・インパルス・ドライブのみを使用し、光速の75%を超える速度を出す際には円盤部のサブ・インパルス・ドライブも併用する。

[編集] アップグレード

ナビゲーション・ディフレクター

 2370年代に、ワープ・コアはより新型のものへアップグレードされた。このアップグレードを最初に受けたのがUSSエンタープライズDであり、同時に機関部全体のオーバーホールも実施された。

[編集] 科学

 様々な分野の研究を複数同時進行で実施できるだけの設備とラボを備えていたが、センサー・システムは限りがあるため、しばしば部門ごとでセンサーの使用待ちという状況が見られた。

[編集] アップグレード

 当時最新鋭のセンサー・システムが搭載されていたが、特定の任務など必要に応じて、センサー・システムをカスタムすることも可能であり、追加装備を加えることも可能であった。

[編集] 戦術システム

フェイザーと光子魚雷の同時射撃
前部魚雷ランチャーからの光子魚雷射撃
第二船体 攻撃を受ける防御シールド

 フェイザー砲は、死角が出来ないよう船体の様々な場所に12基のタイプX型フェイザー・アレイ(アレイ型砲座)を装備しており、フェイザー・エネルギーをチャージするフェイザー・バンクが10基装備されている。

 第二船体のメイン・ディフレクター上部に前部魚雷ランチャーが一基、船体最後部に後部魚雷ランチャーが一基と、円盤部下部に一基の合計三基の魚雷ランチャーが装備されている。この魚雷ランチャーは同時に10発の光子魚雷を発射することが可能で、通常275発の光子魚雷を積んでいる。

[編集] アップグレード

 2370年にUSSエンタープライズDは、より高性能な光子魚雷を装備できるように改造された。また、2372年までにはUSSヴェンチャーは、エンジン・ナセル上部に追加のフェイザー・アレイを追加したため、USSヴェンチャーのみ、フェイザー・アレイを合計14基装備している。

[編集] 乗員福祉設備

 ギャラクシー級は20年以上に及ぶ連続長期任務を想定して設計された艦であるため、宇宙艦隊の新たな方針として、艦内に乗務員の家族を含めた民間人の乗艦を認めた。そのため、ギャラクシー級には1000名ものクルー及びその家族を収容できる設備が整っている。

[編集] 艦内設備

円盤部内居住区の艦内通路
推進部の艦内通路

 艦隊士官の他に民間人も乗艦することから、居住性の良いデザインが取り入れられた。全体的に艦内は明るい色調で統一されており、ホロデッキをはじめとする各種福利厚生設備が充実していた。

[編集] メインブリッジ

オプス及びコン・コンソール
メインブリッジ左舷後方側から

 メインブリッジは宇宙艦隊の標準仕様と同様に、円盤部の最上部であるデッキ1に置かれている。メインブリッジはモジュール構造となっており、必要とあらば交換することが可能である。そのため、同じギャラクシー級でも複数のタイプのメインブリッジが存在する。以下は、USSエンタープライズD及びUSSヤマトに採用されているメインブリッジについて解説する。

 メインブリッジの前方隔壁には大型のメイン・ビューワが設置されている。その手前にオプス・コンソールとコン・コンソールが位置しており、前方から見て右側がオプス、左側がコンである。ブリッジの中央はコマンド・エリアと呼ばれており、艦長席が中央に据えられている。前方から見て艦長席の左側が副長席、右側に補助士官席が設置されている。(通常ここにはカウンセラーや医療部長、もしくは参謀などが座る)副長席及び補助士官席の更に外側には背もたれのない椅子が設置されており、その他の士官が座ることが可能となっているが、通常は使われない。当初はオプス及びコン席からコマンド・エリアまでの床は同じ高さであったが、後の改装によって段差がつけられ、コマンド・エリアは若干高い位置になっている。

 コマンド・エリアの後ろ側を囲むように木製の手すりが備えられており、コマンド・エリアの後方の床は高くなっている。艦長席の真後ろの手すりには戦術コンソールが備えられている。ブリッジ最後部の隔壁は大型のワークステーションとなっており、ここの構成は必要に応じて変更することが可能である。2364年には右舷側から順に、科学ステーションI、科学ステーションII、環境ステーション、機関制御ステーションである。2365年には、科学ステーションI、科学ステーションII、ミッション・オプス・ステーション、環境ステーション、機関制御ステーションに変更された。尚、ここには通常椅子は配置されていないが、コンソール下部の壁に簡易的な椅子が格納されており、必要に応じて引き出して座ることが可能である。また、ブリッジには2基のフード・レプリケーターが備えられている。

 メインブリッジから艦内の様々な場所へ迅速に移動できるように配慮された設計が行われている。メイン・ビューワの右側のドアは第二船体の戦闘ブリッジへの緊急用直通ターボリフトである。ブリッジの右舷側後方にはドアが二枚有り、艦の進行方向側のドアがトイレ、反対側が観察ラウンジへ続く廊下へのドアである。ブリッジの左舷側後方のドアは標準のターボリフトである。メイン・ビューワ左側にはドアが二つあり、艦の進行方向側が標準のターボリフト、反対側が作戦室へのドアである。

 メイン・ブリッジには非常事態に備えた様々なバックアップシステムが備えてあり、艦のメインパワーが途切れても72時間は独立して機能できる様にバックアップ・パワーシステムが搭載されている。また、メイン・ブリッジの生命維持システムが切断されるのを防ぐために、七つのセーフティ・インターロックを備えている。

[編集] アップグレード

 メインブリッジは2371年に大幅な改装が加えられた。右舷側及び左舷側の隔壁には設備ロッカーが配されていたが、そのロッカーを廃して新たに六つのコンソールが追加された。それに伴い、ブリッジ後部の大型ワークステーションのプログラムも変更された。右舷側には科学ステーションI、II、IIIの三つのコンソールが新たに設置され、後部ワークステーションは右舷側から順に、科学ステーションIV、ミッション・オプス・ステーション、環境制御コンソール、機関制御コンソールI、IIとされた。また、左舷側には通信コンソールが三つ設置された。そして、コマンド・エリアの床が二段立ち上げられた。

[編集] 観察ラウンジ

観察ラウンジ

 メインブリッジ後方には観察ラウンジがある。通常ここは上級士官のブリーフィングルームとして使われることも多いが、外交交渉等にも使用される。この部屋は艦後方を一望する大きな窓が配置されており、壮大な眺めを提供する部屋でもある。10名分の椅子が配置されているテーブルと、部屋の両端にはディスプレイが設置されており、必要に応じた資料を提供することが可能である。また、このテーブルの上にはほろグラム・イメージを投影するホログラフィ・エミッターが内蔵されている。窓とは反対側の壁は特に何もないが、USSエンタープライズDは当初、歴代のエンタープライズのレリーフが飾られていた。

[編集] 戦闘ブリッジ

 戦闘ブリッジは推進部のデッキ8に位置する。メインブリッジ右舷側前方に位置する非常用ターボリフトと戦闘ブリッジは直通となっており、その他のターボリフトからもアクセスが可能となっている。船体結合時に戦闘ブリッジで全艦の制御を行うことは可能であるが、船体分離後に推進部の制御を行うのは戦闘ブリッジである。メインブリッジ同様、戦闘ブリッジもモジュール構造となっており、ギャラクシー級の戦闘ブリッジには少なくとも二つのバリエーションがある。尚、戦闘ブリッジは非常事態用のブリッジであり、メインブリッジとは違い、戦術システムがメインに構成されているため、メインブリッジにあるような科学ステーションはない。

[編集] 機関室

機関室
機関室中央のMSD

 メインエンジンは推進部の12のデッキに及ぶ範囲を占めている。機関室自体はデッキ36に位置し、廊下から直接アクセスしやすいオープン・プランとなっている。機関室にはワープ・コアが位置し、二層構造となっている。チーフ・エンジニアのオフィスのほか各種システムへのアクセス用ステーションが配置されており、ワープ・コア前面のスペースにはマスター・システムへアクセスするためのステーションが配置されている。また、通路隔壁には大型のマスター・シチュエーション・モニターが配置されており、艦全体の断面図が常に表示されている。ワープ・コアの周りには梯子やリフトがあり、上層へ移動することが可能である。ワープ・コアで万が一の破損が発生した際には、非常用隔壁でワープ・コアを隔離することができる。また、通常の宇宙艦隊の艦同様、非常事態の際にはワープ・コアを放出することも可能である。

 機関室はメイン・ブリッジが使用不能となった際にバックアップとして機能させることが可能であり、艦のすべての制御を機関室に移すことも可能である。また、逆にメイン・ブリッジからすべての機関制御を行うことも可能である。

[編集] 医療設備

 ギャラクシー級の医療部員は艦の乗員の健康に関する責任を負っていた。

[編集] 医療室

医療室内観

 医療室は複数備えられており、少なくとも一つが円盤部に位置し、推進部には少なくとも三つの医療室が備えられていた。医療室には四つのバイオベッドが配置されており、中央には手術用のベッドが一つ配置されている。各ベッドには患者の状況を表示するモニタが配置され、手術用のベッドには大型のディスプレイが設置されている。その他に医療部長用のオフィスが併設されている。育児室等の設備も医療室に併設されている。

 ギャラクシー級の医療室には各種病原菌やウィルスを隔離する設備も完備されている。

[編集] 医療研究室

医療部長のオフィス

 ギャラクシー級には様々なサイズの医療研究室が少なくとも四つ配置されている。そこで勤務する医療部員が直ちに医療室へ直行できるように配置されている。通常サイズの医療研究室のほかに大型の医療研究室も備えられている。

[編集] 外科設備

 外科設備は最新鋭の設備が導入されており、高度な生命維持システムを有している。外科手術用ユニットでは様々な複雑な外科手術を行うことができる。

[編集] 緊急維持維持ユニット

緊急用生命維持ユニット

 デッキ12には緊急用の生命維持機能を持つ設備が備わっている。ここでは、患者を隔離状態にして激しい熱傷などの治療が行われた。

[編集] 遺体安置所

 遺体安置所は医療室に隣接されている。

[編集] カウンセラーのオフィス

カウンセラーのオフィス

 24世紀には宇宙艦にはカウンセラーを置くことが定められており、ギャラクシー級はデッキ9にカウンセラー用のオフィスが備えられていた。精神的な障害を患う患者のためのケアがここで行われる。

[編集] 科学部

 ギャラクシー級は科学的調査を行うための専用のラボが100部屋配置されている。6か月以上の長期にわたる研究がこれらのラボで行われることもある。大部分は同じデザインで設計されているが、いくつかは専門性に特化した設備が備えられている。

[編集] 星図作成

星図作成室

 デッキ9には宇宙図を作成するための設備も備えられており、少なくとも二つのラボが備えられている。また、非常に大型の星図作成室も備えられており、部屋の壁全体が大型のディスプレイとなっている。

[編集] 人工知能研究室

人工知能研究室

 人工知能研究室は円形の部屋で、中央には人工生命体を支えることができるシェル・アセンブリと呼ばれる覆いが設置されている。ここで研究される人工生命体はシェル・アセンブリから天井に格納することができる。各種コンソールからそれらを制御することができ、必要に応じて追加モジュールを加えることも可能である。2368年に再設計され、部屋は長方形の部屋に改良された。

[編集] 植物園

植物園

 植物園は主に様々な植物を研究するための設備であったが、その他にもレクリエーションの場としてや、水耕栽培も行われている。

[編集] 水槽ラボ

 クジラなどの大型の水棲生物を格納する設備も備わっている。この設備は「イルカタンク」と呼ばれていた。

[編集] 転送室及び貨物室

[編集] 転送室

転送室

 ギャラクシー級は20の転送室を備えている。そのうち4つの転送室が円盤部デッキ6、推進部のデッキ14に2つが配置されている。

[編集] シャトル・ベイ

メイン・シャトル・ベイ

 ギャラクシー級には三つのシャトル・ベイがあり、円盤部のデッキ4には大型のメイン・シャトル・ベイがあり、推進部のデッキ13に二つのシャトル・ベイが位置する。メイン・シャトル・ベイは非常に大型であり、ここを減圧すると反動で艦の位置を移動させるほどの力を発揮できる。

[編集] 搭載機
貨物室

[編集] 貨物室

 ギャラクシー級は多くの貨物を収容できるよう多数の貨物室が設置されている。これら貨物室は複数のデッキ分の高さを持つものもあった。ここでは貨物輸送用のハッチや転送機反重力運搬機も配置されている。

 第4貨物室は唯一艦の外側と直接アクセスできるハッチがある貨物室でもあった。

[編集] 居住区

標準タイプの士官個室
上級タイプの士官個室
VIP用の個室

 ギャラクシー級の居住区はそのほとんどが円盤部に位置していた。ギャラクシー級は緊急時には円盤部を切り離し、民間人や非戦闘員を円盤部に退避させるという基本方針があるためであった。しかし、推進部にも少数ながら居住区は存在している。また、艦内でのペットの飼育も許可されていた。

 個室にはいくつかのタイプが存在した

  • 下士官及び下級士官の個室--このタイプの個室は比較的狭く、艦の内部に位置しているため窓はない。リビングと寝室及び浴室で構成されている。大尉以下の乗員はこのタイプの部屋が割り当てられる。また、下士官は部屋を共用する場合もある。リビングにはレンプリケーターが備えられており、家具などは自由に配置することが許されていた。
  • 士官の個室--このタイプの個室は円盤部の窓側に配置されており、窓から外の眺めを楽しむことができる。下級士官用の個室よりも広い設計となっており、リビング、寝室、浴室が備えられている。佐官以上の士官や家族を持つ士官がこれらの部屋を割り当てられる。
  • 艦長用の個室--艦長用個室はデッキ8に位置し、基本的には士官の個室と同じ構成ではあるが、艦内で最も広いタイプの個室である。執務用のデスクと端末も設置されている。VIP用客室も艦長用個室と同じ設計である。


[編集] レクリエーション用設備

[編集] テン・フォワード

テン・フォワード

 テン・フォワードは通称バー・ラウンジと呼ばれる設備で、デッキ10の円盤部最先端に位置する。テン・フォワードは艦内の憩いの場他各種パーティーなども開かれる部屋である。レプリケーターが備えられており、従業員が様々な飲食物を提供してくれる。その他にも立体チェスなどのゲームも備えられている。テン・フォワードには大きな窓があり、艦の進路を見渡すことができる。

[編集] ホロデッキ

 ギャラクシー級はデッキ9、10及び11に合計で16のホロデッキを完備している。

[編集] フェイザー射撃場

 デッキ12にはフェイザー射撃場が設置されており、中央の台から有色の円形ライトがランダムに飛び交い、それを狙って射撃を行う設備である。各種レベルとラウンドが設定されており、少なくとも15のレベルが存在する。二人による対戦プレイも可能である。

 この設備は主に士官の射撃訓練のために用いられたが、レクリエーションとしても用いられている。

[編集] 体育館

フェンシング・ルーム

 体育館はデッキ12に位置し、様々なスポーツを楽しむための設備である。様々な有酸素運動や武術に対応している。

[編集] シアター及びコンサートホール

シアター及びコンサートホール

 艦内には各種演劇や演奏を上演するシアターもある。乗員は定期的に演奏会や演劇の発表を行っていた。

[編集] サロン

 乗員のためのサロンも完備されており、ここでは調髪などのサービスを受けることができる。

[編集] レプリマット

 レプリマットは個室のレプリケーターでは複製できない大型の物や複雑な構造を持つ物を複製するための設備である。

[編集] 教育機関

小学校

 民間人を多数乗船させるために設計されたギャラクシー級では、艦内で子育てに不自由することのないように、子供用の各種学校などの教育設備が完備されており、専門の講師も配属されている。

[編集] 欠陥

 USSエンタープライズDをはじめとする多くのギャラクシー級宇宙艦は、その多くが短命である。それは任命される任務の過酷さを物語っているとも言えるが、少なからず欠陥も目立つ。

 特にシールドダウン時のギャラクシー級宇宙艦のもろさは重大な欠陥である。USSエンタープライズDタイフォン星団で時空の歪みに捕らえられたとき、同艦はシールド停止の状態でソユーズ級宇宙艦ワープ・ナセルに衝突された。ただそれだけの衝撃で、エンタープライズはワープ・プラズマワープ・コアへとフィードバックし、コアの閉鎖も射出も機能しないまま、ものの数分後には爆発霧散した。(TNG:恐怖の宇宙時空連続体) USSオデッセイは、シールドを無効化された状態でジェム・ハダーの特攻を受けて、やはりワープ・コアにダメージを受けて爆発消失している。(DS9:新たなる脅威)

 またエンタープライズがヴェリディアン3号星軌道上において旧式のクリンゴンD-12級バード・オブ・プレイと交戦したときも、やはりと言うかワープ・コアにダメージを受けて墜落している。たとえシールド停止状態だったとしても、旧型宇宙艦1隻との交戦で撃沈されるなど、惑星連邦旗艦にあるまじき失態である。(スタートレック:ジェネレーションズ)

 ただUSSエンタープライズDの消失後、艦長ジャン=リュック・ピカード大佐が宇宙艦の消失責任を問われることもなく、1年後には新たにUSSエンタープライズEの指揮に就かせてもらえたことから考えると、宇宙艦隊もギャラクシー級のこうした欠陥を認知しているものと思われる。

[編集] 付録