スタートレック:ファーストコンタクト
出典: Memory Alpha
(現実視点での記事)
| ファーストコンタクト Star Trek: First Contact | |
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| 公開日: | 1996年 |
| 監督: | ジョナサン・フレイクス |
| 設定年代: | 2373年 |
スタートレック:ファーストコンタクトは、劇場版スタートレック第8作目であり、ピカードらTNGメンバーのみの、TOSが一切関与しない初めての劇場版でもある。
見どころは新鋭艦USSエンタープライズE、そして登場当初から人気の高かった悪役、ボーグとの息詰まる攻防である。TNG最高視聴率を記録したTNG:浮遊機械都市ボーグ・後編の完全続編であり、またそれまで言及のみであったスタートレック世界の根幹とも言える歴史的部分を最新の映像技術で描いている。
監督がライカー役のジョナサン・フレイクスという点も注目である。宇宙艦隊の制服も一新された。 なお史上初めて、また唯一、「Star Trek」という単語が劇中に登場する。その他、スタートレック:ジェネレーションズと異なり、熱心なファン以外でも楽しめる新しい工夫が各所に取り込まれている。
目次 |
[編集] あらすじ
史上最悪最強の敵・ボーグの地球侵略がついに始まった。ボーグ・キューブが地球に向けて侵攻し、地球軌道上において多くの宇宙艦隊艦と大規模な戦闘が行われた。救援に駆けつけたピカード率いる新造艦USSエンタープライズEによってボーグ・キューブは破壊されたが、キューブから脱出したボーグ・スフィアが過去の地球にタイムトラベル、地球は一瞬にして変貌する。
時間渦の中へ後を追ったエンタープライズは、21世紀中ごろにたどり着く。そこは惑星連邦では伝説の人物となっている、ワープ・ドライブの発明者ゼフレム・コクレーンの時代であり、歴史的な人類初のワープ飛行、そしてヴァルカン人とのファースト・コンタクトが行われる前日であった。
ボーグは彼の飛行実験を妨害し未来を変えるために過去へ来たのだ。ピカードはいち早くボーグ・スフィアを破壊し、コクレーンのワープ船・フェニックスを修理する。しかしながらボーグはすでにエンタープライズに入り込んでおり、クルーと船の機関を次々に同化していった。
ピカードはボーグ・ドローンであった経験を活かし、迫りくるボーグの魔の手を紙一重でかわし、ボーグの狙いを阻止していく。しかしそれでも徐々に追い詰められていくエンタープライズのクルー。最後には自爆するしかない状況にまで陥るが、ピカードは断として退かない。
コクレーンの助手のリリーは、そんなピカードを、復讐に燃えて結局は命と船を失った『白鯨』のエイハブ船長と同じだと叱咤する。過ちに気づいたピカードは自爆シークエンスを起動し、残ったクルーを脱出ポッドに乗せた後、ボーグ・クイーンの元へひとり歩いていく。
ピカードはクイーンと対峙。一方のライカーとラフォージらはコクレーンを助け、フェニックスを発進させる。しかしボーグに取り入れられたデータがエンタープライズの自爆シークエンスを解除し、コンピュータの権限もクイーンに与えてしまう。
クイーンはデータに、ワープしようとするフェニックスに量子魚雷を撃ち込ませる。しかし実は正気だったデータは魚雷をわざと外し、隙を突いてワープ・コアのプラズマ冷却剤をぶちまける。ボーグ・クイーンは有機部分を溶かされて絶命し、連動してドローンもすべて機能停止した。
コクレーンのワープ飛行は無事成功し、その夜ヴァルカン船がボズマンに降り立った。ピカードらはそのファースト・コンタクトの様子を見て、静かにその場を去ると、24世紀へと針路をとった。
[編集] 吹き替えでは分かりにくい名台詞
スタートレック世界の原点を描いたこの映画、原語では思わずぞくっとくるようなコクレーンの台詞がいくつか存在する。もしDVDをお持ちなら、「star trek」という台詞を確認しておいて、損はない。
- star trek
吹き替えでは「じゃ、あんたたちは全員……宇宙飛行士? ああ……星々を探検 (star trek) する」
スタートレック全劇中において史上初めて、また唯一登場する「star trek」という言葉。コクレーンだからこそ言える、重みのある台詞である。
- Engage!
吹き替えでは「ワープ開始!」
言わずと知れたピカードの「発進」という意味で使われる台詞であり、コクレーンのこの台詞を聞いたライカーとラフォージがお互いを見合わせ、にやりとする。
[編集] ゲスト出演
VOYでUSSヴォイジャーのホロ・ドクターを演じるロバート・ピカードが、USSエンタープライズEのホロ・ドクターとして特別出演する。また、ニーリックス役のイーサン・フィリップスも、ホロ・デッキのシーン、ボーグにつっかかる従業員としてノーメイクで出演している。
なお本作でボーグ・クイーンを演じたアリス・クリーガは、VOY最終回・VOY:道は星雲の彼方へにて同役で登場する。(VOYの最終回以外に登場するボーグ・クイーンはスザンナ・トンプソンである)
[編集] 続編
22世紀が舞台のスタートレック:エンタープライズはこの「ファーストコンタクト」の続編シリーズとも言えるが、もっとも直結した続編はENT第2シーズンのENT:覚醒する恐怖である。ENT:覚醒する恐怖はまた、ボーグ初登場となるTNG:無限の大宇宙に続くよう構成されている。
つまり、TNG:無限の大宇宙→TNG:浮遊機械都市ボーグ・前編→TNG:浮遊機械都市ボーグ・後編→スタートレック:ファーストコンタクト→ENT:覚醒する恐怖→TNG:無限の大宇宙とえんえんとループしていく。
