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スタートレック:叛乱

出典: Memory Alpha

現実世界
(現実視点での記事)
叛乱
Star Trek: Insurrection
公開日: 1998年
監督: ジョナサン・フレイクス
設定年代: 2375年

 スタートレック:叛乱は、1998年公開の、劇場版スタートレック第9作である。監督はスタートレック:ファーストコンタクトに続き、ライカー役のジョナサン・フレイクス

 ドミニオン戦争によって大変な苦境に立たされている惑星連邦が、つい陥りそうになった「あやまち」をピカード艦長らが正す、という内容である。エンタープライズを離れディープ・スペース・9に転属したウォーフ少佐も出演する。

 しかし取り立てられるようなカメオ出演や、意外な展開はない。その上DS9を熱心に視聴していないとなぜ連邦が腐敗ともとれる行動をとっているかの理解ができないため、「内容的にはテレビシリーズの2時間版と同じ」といった酷評も囁かれている。


[編集] あらすじ

 USSエンタープライズEは、船上でエヴォラとのファーストコンタクト外交を行っていた。しかしドワティ提督から緊急連絡が入る。

 提督は茨の草原と呼ばれる放射能域をソーナ人と共同調査していたが、同じく同行していたデータ少佐が異常行動を起こしたので、設計図を送ってほしいとのことだった。ピカード艦長らは任務を後回しにし、データ救出に茨の草原へ向かう。

 茨の草原の中心にはMクラス惑星があり、バクー人が生活していた。データは損傷し、なぜかバクー人をソーナや惑星連邦から守るような行動をとっていた。ピカードとウォーフはデータを取り押さえることに成功する。

 しかしデータの損傷と異常行動の原因を探るうち、ピカードはバクーの星が特殊な放射線による不老不死の世界だと知る。連邦はソーナと手を組み、バクーの強制移住と不老不死の略奪を目論んでいたのだ。データはそのことを発見し、ソーナに撃たれ、倫理機能だけで行動してバクーを守っていたのだった。

 ピカードはドワティに「なぜ艦隊の誓いを無視した行動をとるのか」と問いただす。しかしドワティもまた連邦の命令により動いていた。連邦は医療技術を高め、ドミニオン戦争で疲弊し切羽詰った状況をなんとかしたいのだ。この放射線は、ラフォージの全盲すらほんの数日で治してしまったほどの効果なのである。
 ソーナと連邦の計画は放射能コレクターでバクーの惑星の放射能リングを収集しようとしていた。リングを壊せば、惑星には何百年も人が住めなくなる。

 ピカードは階級章を外し、制服を脱ぐ決意をした。

 ひとり惑星に降り立とうとするピカードに、仲間たちは気づく。ピカードはライカーラフォージに、「連邦本部にバクーがどんな目にあっているかの映像を見せつけてやれ」と命令し、エンタープライズを帰した。そして自身とクラッシャートロイデータウォーフとで惑星に降りる。

 住人が残っているうちに放射能コレクターを作動させることはできない。ピカードはできるだけ長く人々を地上にとどめさせるべく、人々を避難誘導する。しかしそれでも徐々に人々は転送されていき、ついにはピカードも捕まる。

 通信領域へ逃げようとするエンタープライズEは、追ってくるソーナ戦艦2隻と交戦する。ソーナ戦艦は最初から光子魚雷を乱射したり、禁止されている亜空間兵器を使用したりと節操のない戦いを仕掛け続ける。しかしライカーは放射能域という場所を利用した戦略で、ソーナ戦艦を見事撃破した。

 ソーナ船でドワティとソーナ人総督ルアフォと対峙するピカード。そこでピカードは、先ほどのスキャンで知った事実――ソーナバクーが実は同じ種族であることをドワティに知らせる。

 ソーナは100年ほど前、バクーを追放された若者の集団で、再度不老不死を求めて復讐にやって来たのだ。騙されていたことと事実とを知ったドワティは計画を中止させようとするが、ルアフォによって殺害される。
 予定通り放射能コレクターを作動させるルアフォ。しかしバクーの移住用に用意してあったホロ・シップをピカードに逆に利用され、カウントダウンは停止。ルアフォは煮え湯を飲む。

 最後は自らコレクターに乗り込み、手動でカウントを再開させる。ルアフォを追って転送侵入したピカードは、ルアフォの攻撃をかわしつつ、コレクターの自爆装置を作動させる。
 爆炎が足元から一気に吹き上がる中、ピカードはルアフォとともに死を覚悟したが、帰還したエンタープライズにからくも転送救出された。

 連邦はバクーの移住を考え直し、計画は延期された。ピカードらはバクーに別れを告げ、茨の草原を後にしていった。