ブラックホール
出典: Memory Alpha
ブラックホール(Blackhole)は量子特異点とも呼ばれる。この名前は1967年にジョン・アーチボルト・ホイーラー(ウィラー等の読み方もある)が命名しそれ以前は単にブラックスターや暗い星、黒い星と呼ばれた。質量の大きな恒星(太陽質量の約8倍以上)が燃料の水素を使い果たしヘリウム、炭素、酸素と核融合反応を続け、中心が鉄になり核融合反応が止まり自らの重力を支えきれなくなり重力崩壊を起こし超新星爆発を起こした後に残る非常に小さく高密度の状態になった天体。質量によって大まかに4種類に分けられる太陽の8倍程の小型もの、100-1000倍程の中型のもの、銀河の中心にあるような100万-1億倍程の大型のもの、1億t程度のミニブラックホール。通常、ブラックホールと言えばカー解で表された自転しているものを指す。
ブラックホールの境界は事象の地平面と呼ばれる重力場に覆われており、この重力場は宇宙ひもと同じく非常に強力で一度事象の地平面(シュヴァルツシルト半径とも呼ばれる)に捕まると光子さえも逃れる事が出来ない為、外からは黒い点のように見える、一般相対性理論では時空の他の領域と将来的に因果関係を持ち得ない領域として定義され存在が予想された。
ブラックホール自体は不可視で亜空間センサーを用いらなければ見えないが、物質を吸い込む際に出来る降着円盤から放出されるX線等で間接的に観測が出来る、またブラックホールは僅かづつに放射を行っており(ホーキング輻射と呼ばれる)ゆっくりと膨大な年月を掛けて蒸発している。
22世紀の時点でヴァルカンはアルファ宇宙域とベータ宇宙域で2000個以上のブラックホールを調査し星図に載せた。(ENT:三重星系の誘惑)
2371年にUSSヴォイジャーは特殊な時間の流れに遭遇しブラックホールの事象の地平面の中に入り込んでしまいデキオンを照射してブラックホールに穴を開けて脱出した。(VOY:ブラックホールからの脱出)
ブラックホールを用いた技術として人工的に作られた量子特異点を24世紀のロミュランが宇宙艦に、2374年にUSSヴォイジャーが遭遇したヒロージェン通信ネットワークに動力源として使われていた。(VOY:プロメテウスの灯を求めて)
2366年にUSSエンタープライズDは衛星が落下しつつあるブレールIV号星を訪れ衛星の落下を食い止めようとしたが、衛星が軌道を外れた原因は星系をブラックホールが通過した為だった。(TNG:Deja Q)
23世紀の連邦ではブラックホールと言う語より、ブラックスターと言う語が好んで使われた[1]が、24世紀には再びブラックホールという語が使われた。(TOS:宇宙暦元年7・21、劇場版スタートレック、TNG:Deja Q、TNG:失われたテレパシー)
量子特異点生命体は子育ての為にロミュラン・ウォーバードのエンジンを利用した。(TNG:時空歪曲地帯)
ブラックホールはしばしばワームホールの様に時空のショートカットの役割を果たす事がある、カーク大佐はヴィジャーがブラックホールを通り銀河系の反対へ出て機械惑星の重力に捕まったと考えた。(劇場版スタートレック)
[編集] 制作背景
- ↑ 製作時期(1966年)がブラックホールと命名される前だったため。
- ブラックホールと言う名前は1967年にジョン・アーチボルト・ホイーラーが提唱した事から広まった。
