ボーグ
出典: Memory Alpha
我々はボーグだ。シールドを下ろし降伏せよ。お前達の生物的特徴及び科学技術を我々と同化する。お前達の文明は我々の一部となる。 抵抗は無意味だ。
ボーグ(Borg)は非常に高度なサイバネティクス・ハイブリッド生命体であり、肉体にボーグ・インプラントと呼ばれる機械を移植した種族である。
デルタ宇宙域のボーグ・スペースと呼ばれる領域が本拠地とされているが、その出生や歴史などは全くわかっていない。
[編集] 概要
ボーグは常に完全性を求めており、様々な高度な種族を圧倒的な力でもって強制的に同化することによって、その文明の知識と科学技術を得ている。その為、銀河においても最も恐れられている種族でもある。
ボーグ・ドローンと呼ばれる個体は集合意識に常にリンクされており、集合体全体の意思によって、各々のドローンは必要な活動を効率的に行う。その為、各ドローンには自我や個人としての自覚はなく、自分たちのことを「私」ではなく、「我々」と呼称することが特徴である。
ボーグの集合意識を統括するボーグ・クイーンと呼ばれる存在も確認されており、ボーグ・クイーンのみ自分のことを「私」と呼称する。ボーグの社会は蜂の様な社会構造であると考えられている。しかし、ボーグ・クイーンも他のドローン同様個人の意識があるのではなく、集合体全体の意思を代弁しているに過ぎない。
ボーグ・ドローンはもっぱらヒューマノイド種族によって構成されているが、ボーグの同化対象はヒューマノイド種族に限られたものというわけでもなく、生命体8472の同化を試みた点からすると、どんなタイプの種族であろうとも、ボーグにとって有用と判断されたならば、それはすなわち同化対象となる。尚、ケイゾン人等の様に、ボーグから見て低水準な文明は同化対象とされないという場合もある。
[編集] ドローンの詳細
ボーグの同化プロセスは二段階存在し、ナノ・プローブと呼ばれる超小型ロボットを相手の体内へ注射し、対象の血液をまずは同化する。この段階でその生物の生理機能はボーグに乗っ取られることとなり、体内でナノ・プローブが増殖しボーグ・インプラントを展開させていく。
また、体の外部からは必要に応じたボーグ・インプラントが装着されていき、完全なドローンとなる。ボーグ・インプラントは固有の生理機能と相互依存関係を構築し、どちらかが機能しなくなった場合は、ドローンの死を意味している。同化されると、肌の色は土気色もしくは青白く変色してしまう。また、ドローンには呼吸は必要がない様であり、宇宙空間においても酸素マスク等を使用せずに活動が可能である。
しかしながら、ボーグにもエネルギー補給は必要であり、毎日一定時間はアルコーブと呼ばれるブースで再生を行うことによって、エネルギー補給及び損傷箇所の自己修復を行っている。尚、再生中であろうとも集合体とのリンクは接続されている。何らかの事象で、再生を受ける事が出来ない状況に陥った際には、サバイバル・プロトコルが発動され、普通の生物の様に有機体の食料を摂取することによってエネルギーを補給することが可能である。
