亜空間
出典: Memory Alpha
亜空間(Subspace)とは時空連続体の一部で通常の宇宙空間とは性質の異なる物理量を持つ空間のことである。亜空間の場は「亜空間フィールド(ワープ・フィールド)」と呼ばれる。亜空間といっても、異次元の世界といったものではなく、自然界にも人工的にも存在する電磁場や重力場のようなものである。
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[編集] 亜空間の特徴
亜空間のもっとも特徴的なことは、場に覆われた物質は質量が減る事と、非対称かつ泡状に場を開くと光速を突破する事である。この奇妙な性質を持つ場は、アインシュタインの相対性理論の対象外であり、同時にワープ・ドライブという貴重な財産を我々にもたらした。
[編集] 亜空間の性質
- 亜空間フィールド内の物体は外から見ると質量が小さく見える。
- 1000ミリコクレーン=1コクレーンのパワーで非対称かつ泡状に場を開くと、船体はワープ1(光速)で進む。
- 亜空間フィールド・バブルは一層ごとに層の枚数の10/3乗x光速の速度が得られる。
- 重力場とは斥け合う関係のため質量の大きい恒星などの近傍ではワープ航法の使用は適していない。
- 亜空間フィールドは十分弱ければ生命体に影響はない。
- 亜空間フィールドは放置していると波紋のように消えてしまうため、ワープ・ドライブをするためには次々とワープ・バブルを生成しなければ超光速を維持できない。
- 亜空間フィールドが通過した空間は通常、亜空間痕跡(ワープ痕跡)が見られる。
- 強力なパワーで完全な球対称の亜空間フィールド・バブルを作ると新しい独立した宇宙ができてしまう。
- 亜空間圧縮現象に進入した物質は、質量が数万分の1にまで減少し、分子自体の縮小が見られる。
亜空間は亜空間コイルを用いて人工的に発生させることもできるし、自然界にも普通に存在する。亜空間と通常空間は合流して一緒になっているが、稀に亜空間と通常空間の間にインターフォールド・レイヤーと呼ばれる領域が存在する。(VOY:ドクターの家庭)
亜空間は無限大の数が存在する、ジョーディ・ラフォージは"…巨大な蜂の巣(ハニカム)が無数の小部屋からなる構造"("...a huge honeycomb with an infinite number of cells")と同じ様な物と表現した。(TNG:謎の第3次亜空間)
また項目の最後にある亜空間圧縮現象は、トランス・ワープ技術を開発する研究に役立てられた。(DS9:ルビコンの奇跡)
[編集] 亜空間関連物質
- テトリオン粒子と呼ばれる、亜空間でのみ自然に存在する亜原子粒子がある。テトリオンは通常空間においては風変わりな特性を示すため、この性質を利用した亜空間と通常空間との連絡方法が用いられることがある。またUSSヴォイジャー(NCC-74656)が管理者に一瞬にして約75,000光年離れたデルタ宇宙域まで飛ばされる直前、ヴォイジャーのセンサーは強いテトリオン・ビームを探知していた。(VOY:遥かなる地球へ)
- ヴァーテロン粒子は亜空間を抑制することで知られている。USSエンタープライズ(NCC-1701-D)はヴァーテロン機雷により、ワープ機関に多大なダメージを被った。またベイジョー・ワームホール等の安定したワームホール内はヴァーテロンで満たされており、崩壊を防いでいる。(DS9:聖なる神殿の謎)
- 最も強力なエネルギーと不安定さで知られるオメガ分子は、亜空間を壊すことで有名である。オメガ分子1粒の爆発で、ランタール・セクター周辺数光年に渡って亜空間断裂が生じた。安定したワープ・フィールドが張れないため、その区域では100年以上インパルス・エンジンしか使えない状態が続いている。(VOY:戦慄!オメガ破壊指令)
[編集] 亜空間の利用
宇宙艦隊及び惑星連邦の設立は亜空間技術なくして成立していない。 24世紀現在、宇宙艦隊の技術で亜空間を使っていない機関を見つけることのほうが難しい。
[編集] 亜空間技術利用の例
- ワープ・ドライブ : 光速の数百~数千倍の速度で移動する技術。
- インパルス・ドライブ : 船体質量を減らし、機動性能を高めている。
- アイソリニア・コンピュータ : 亜空間により超光速演算を行う。
- 亜空間通信 : 光速度の約20万倍の速度で数光年先と交信する技術。
また宇宙艦隊の任務中においても、亜空間の「質量を減らす(重力定数を変化させる)」という特性は何度も利用されている。たとえばUSSエンタープライズDは、ワープ・ナセルで発生させた亜空間フィールドで衛星の質量を減少させ、トラクタービームで軌道修正を計った事があった。(TNG:Deja Q)
[編集] 亜空間亀裂問題
- 詳細は亜空間断層を参照。
宇宙艦は人工的に高出力の亜空間フィールド・バブルを発生させ、それを常に脱ぎ捨てていく形でワープ航行をする。艦が通った宇宙空間には、水面に広がる波紋のように亜空間と通った跡、ワープ痕跡がみられる。このワープ痕跡はしばらくはその場に残るものの、しばらくすれば自然と消えてもとの宇宙空間に戻るものと長年信じられていたが、2370年にヘカラス2号星の科学者であるラバルとヘルバによって亜空間亀裂問題が証明された。
ヘカラス星系周囲ではテトリオン粒子が満ちておりワープ航法に適する空間が僅かで、そのためにヘカラス・ルートと呼ばれる極狭いルートに数多くの宇宙艦が行き来をしていた。
このヘカラス・ルートを長年調べていたラバルとヘルバは、ワープ・エンジンによる人工的な亜空間が宇宙空間を次第に疲弊させて、このままの通行量が続けば、数十年のうちには亜空間亀裂が発生すると予測した。この亀裂が一度発生すれば、ヘカラス星系はその中に飲み込まれてしまい消滅してまうこと、そして亜空間亀裂が大規模に発生すれば、宇宙そのものが壊れてしまうということを予見した。当初、宇宙艦隊はこの主張に理解を示さなかったが、ラバル博士とヘルバ博士の実験によってヘカラス・ルートに実際に亜空間亀裂が発生してしまったことでこの恐ろしい事実は実証された。
亜空間亀裂は、周辺をワープ不能領域にしてしまうだけでなく、周辺星域の磁場を変化させて軌道を狂わせる。内部に迷い込んだものは消滅するか、宇宙の果てまで吹き飛ばされるか、別宇宙に閉じ込められる等のようなことが想定される極めて危険な事象である。
この問題を深刻に受け止めた宇宙艦隊および惑星連邦は、急遽ヘカラス条約を設定し、緊急時を除いてハイワープ航行を禁止した。具体的にはワープ5(光速の214倍)の速度が上限とされたのである。(TNG:危険なワープ・エネルギー)
しかしながら8000光年四方にまで広がった惑星連邦において、ワープ5という速度は移動もままならない速度であり、宇宙艦隊は亜空間亀裂を生じさせない新ワープ・エンジンの開発を迫られた。亀裂を生じさせないためには、発生させるワープ・バブルをできるだけシャープに小さくする必要がある。
ヘカラス条約が発効した後に宇宙艦隊は条約対応型の新型ワープ機関を開発を成功させており、後に条約対応型のワープ機関を搭載した多数の艦が就役している。イントレピッド級やソヴェリン級はその一部である。(VOY:遥かなる地球へ、スタートレック:ファースト・コンタクト)
なお、ソーナ人の使った亜空間兵器とは、この亜空間亀裂を人工的に発生させる兵器である。 当然、何が起こるか分からない上に危険すぎるため、惑星連邦と周辺の星間国家間では第2キトマー条約によって、開発および使用を禁じている。(スタートレック:叛乱)
[編集] 亜空間物理学
- オメガ指令
- 亜空間帯域
- 亜空間バブル
- 亜空間放出
- 亜空間フィラメント
- 亜空間流場
- 亜空間フォースフィールド
- 亜空間干渉
- 亜空間転換
- 亜空間レイヤー
- 亜空間構造
- 亜空間振動
- 亜空間放射
- 亜空間サイン
- 亜空間ストレス
[編集] 亜空間粒子
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- 亜空間変異参照
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- 亜空間場参照
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- 亜空間兵器参照
