緊急用医療ホログラム
出典: Memory Alpha
| EMH Mark I (2373) | ||
| EMH Mark II (2374) | ||
- "緊急事態の概要を述べたまえ"
- - EMH
緊急医療用ホログラム(EMH:Emergency Medical Hologram)は宇宙暦48315、ジュピター・ステーションでルイス・ジマーマンによって近代医学の具現化として設計され、2370年代に宇宙艦隊によって開発された精巧なホログラムで、24世紀後半にはほとんどの惑星連邦の宇宙艦に配備されていた。EMHは緊急事態時に、医療室において、船の医療主任にかわり医療チームを指揮し補助するようにプログラムされている。また、宇宙ステーションに配備されたかは、確認されておらず、少なくともカーデシアのものであったディープ・スペース・9には配備されていない。(DS9:ジュリアンの秘密)
また、EMHプログラムの正式名称をEMH Program AK-1 Diagnostic and Surgical Subroutine Omega-323. という。
「VOY:過去に仕掛けられた罪」でEMHが正式配備されたのは、USSヴォイジャーが初であると明言しているが、後のエピソード「VOY:異空生命体を呼ぶ者達」でヴォイジャーの数ヶ月前に就航したUSSイクワノックスに配備されていたと訂正している。しかし、ヴォイジャーは正式配備の第一号であることは確かであることから、イクワノックスのEMHが就航前にインストールされているときに、それを元に構成中のプログラムをヴォイジャーが受け取ったと考えられるが、それについてはくわしく説明されていない。
EMHは2000の医学知識と47の著名な医師の経験を兼ね備え、500万通りの医療処置の方法をプログラムされている。また、EMHは、非常時において一般医療士官の補助としての役割を学習し順応するように設計されている。
しかし、Dr.クラッシャーのようなEMHを使用することに異議を唱える医療士官も少なからずおり、彼女は、エンタープライズEがボーグに同化されそうになったとき、医療スタッフや、リリー・スローンら患者を、医療室から逃がすために起動したのみである。(スタートレック:ファーストコンタクト)
Mark I型のドクターは、USSヴォイジャーの医療スタッフの単なる代替品であったので、1500時間の起動が限界であったためにメモリーの劣化が生じた。しかし、幸運にもクルーの助けもかりて、この欠点を修正している。(VOY:ドクターのオーバーロード)このようなことから、24時間体制で勤務につけるような制限のないホログラムの開発が要求され、結果として2373年の中頃に長期医療用ホログラム(LMH:Long-term Medical Holographic program)の開発のための研究が始まっている。(DS9:ジュリアンの秘密])
2376年頃になると、EMHはMark I, II, III,IVの4タイプが確認されている。Mark Iの外見は設計者のDr.ジマーマンのものだが、プログラム自体が時代遅れになっていたために、Mark Iの欠点克服を目的としてすぐに Mark II が開発された。しかし、同年中にはMark IIもMark III,IVに置き換えられている。この更新はMark IIにどのような欠陥があったからなのかは、明らかにされていない。またMark Iは、少なくとも678体造られ、675体が任務に合わせて再度環境設定されている。そのうち1体ずつがヴォイジャー、イクワノックスにあり、ヴォイジャーのEMHのバックアップ・プログラムがキリアン人によって所持されている。(VOY:ジマーマン博士の屈辱)
更に、ヴァージョンアップされた EMH は Mark I よりも感じがよく、礼儀正しくなるようにプログラムされ、外見も変化させている。加えて、ホログラム用のプロジェクターを艦内中に張り巡らせたUSSプロメテウスのような新しい船の設計は、EMHにとって最大限の移動性を持つことを可能にした。
Mark I からEMH Mark IIが交換配備された後、完全なオリジナルのMark I 型ホログラムは、この時点でデルタ宇宙域にいるUSSヴォイジャーとUSSイクワノックスに配備されているものだけだった。
[編集] USSヴォイジャーのEMH
USSヴォイジャーのEMHは、29世紀の技術であるモバイル・エミッタを手に入れたことで、医療室やホロデッキ以外の場所でも活動できるようになり、更には船のメインクルーが死亡など任務に支障をきたし、船の指揮が困難になったときのための緊急指揮系統として緊急指揮用プログラム(ECH:Emergency Command Hologram)のプランを独自につめるなど、7年間のアルファ宇宙域への帰還の旅で個別な人格への進化をとげた。
ドクターのホログラムデータがロミュランに制圧されていたUSSプロメテウスに送られたとき、彼は、プロメテウスのEMH Mark IIと共に、アドリブで船の奪還作戦を企てた。その方法は、船の環境制御装置を操作し船中に睡眠薬を充満させるというものだった。この当初の計画はロミュランに見破られ失敗に終わってしまったが、Mark IIが機転を利かし、船全体にバイオハザードが発生したという偽の信号を流し、ロミュランを無力化することに成功し、プロメテウスを奪還している。
その後、本来の目的であったデルタ宇宙域にいるUSSヴォイジャーの生存情報と日誌を艦隊司令部に届け、無事にUSSヴォイジャーに帰還している。このことをきっかけに司令部は、USSヴォイジャーのサルベージ計画を本格化した。(VOY:プロメテウスの灯を求めて)
[編集] 構造
[編集] 関連項目
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