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NX級

出典: Memory Alpha

NX級
艦種: 探査艦
所属: 地球連合宇宙艦隊
建造拠点: サンフランシスコ造船所地球
就役: 2151年
退役: 2161年
全長: 225m
全幅: 135.8m
全高: 33.3m
重量: 80,000mt
速度: Warp 5.2(最高速度)
デッキ数: 7
乗員数: 83名
武装: 初期装備
パルス・プラズマ・キャノン
フェイズ・キャノン
空間魚雷ランチャー
改装後
フェイズ・キャノン×12基
光子性魚雷ランチャー×6
防御: 分極メッキ装甲
ネームシップ: ワープ5船研究プロジェクト名NX計画が由来
状態: 退役 (2161年現在)


 NX級宇宙船は、地球連合宇宙艦隊が保有する宇宙船である。

目次

[編集] 開発経緯

 人類は、ゼフレム・コクレーンによって開発されたワープ・ドライブ技術を元に宇宙開発を本格的に開始した。しかし、当時の技術ではワープ5の速度を出すことができないままであったが、30年の年月をかけてワープ5研究所ヘンリー・アーチャー博士によって、遂にワープ5エンジンの開発に成功した。そして、その新型エンジンを搭載した最新鋭の宇宙船がこのNX級であり、NX級の最初の一隻がエンタープライズ(NX-01)であった。

 なおNX級の「円盤に2本のワープナセルが後方に伸びている」デザインや、一番艦が「エンタープライズ」と名づけられた理由は、ゼフレム・コクレーンが自身の望遠鏡で、軌道上のUSSエンタープライズEを一瞬見たからだと伝えられる。

[編集] 技術情報

[編集] 概要

 NX級は七層のデッキで構成されており(デッキは上層からアルファベット順表記される)円盤型のモジュールによって構成されている。円盤部後方部分にワープ・エンジン・ナセルインパルス・ドライブが接続されている。この扁平な形状が、ワープ・フィールドをシャープにさせることを可能にし、人類初のワープ5を実現した要因の一つでもあった。

 船体とエンジン・ナセルを接続するパイロンデッキDとEの中間からデッキEとFの中間部分に位置しており、プラズマ・コンジットジェフリーズ・チューブが中を通っている。

[編集] 推進システム

[編集] ワープ・エンジン

 NX級ワープ・エンジンは、24世紀の洗練されたものと比べると原始的なものである。ワープ・コア(この時代では「ワープ・リアクター」)は24世紀の様なシリンダー型でなく、横倒しの円柱型である。

 また、この当時はまだダイリチウム結晶を反物質反応エネルギーの収束レンズとして使用する技術は確立されておらず、高出力なワープ・プラズマを生成することができなかった。これがワープ5の壁と呼ばれる技術的な障害となっており、ワープ5以上の速度を出すことがまだ出来ない時代であった。

 また、たとえハイパワーなプラズマを生成できたとしても、構造維持フィールドフォース・フィールドの技術も開発されていない時代であった為、船体の構造維持力にも問題があった。

 ワープ・リアクターから生成されたワープ・プラズマは2本のワープ・ナセル内部のワープ・コイルに注入されるが、ワープ・コイルは初期の非対称型であった。またワープ・ナセルもワープフィールドグリルがなく、ワープ・コイルがむき出しである。

 しかしながら、最大速度ワープ5(光速x125)を誇るエンジンは、この当時の地球船としては最高のものであり、同時期の一般的な輸送船は、どんなに出せてもワープ1.4(光速x2.7)であったことからも、当時としては画期的なエンジンであった。

[編集] インパルス・エンジン

NX級のインパルス・エンジン

 インパルス・エンジンデューテリウムをプラズマ変換し後方に噴射して推進力を得る。この単純なスタイルは24世紀においてもほとんど変わっていないが、インパルス航行時に船体を亜空間フィールドに沈みこませて相対質量を落とす技術はまだ開発されていない。  インパルス・エンジンは円盤部後方に2基と円盤部から船尾方面に伸びている船体の最後尾に2基の合計4基が設置されている。

[編集] ナビゲーション・ディフレクター

NX級のナビゲーション・ディフレクター・アレイ

 NX級のナビゲーション・ディフレクターはコンスティチューション級やダイダロス級に見られるようなパラボラアンテナ型の初期のモデルが採用されている。この当時の重力子技術は単純な「重力子ビーム」と「人工重力」のみであり、より高度なディフレクター・シールドトラクター・ビームフォース・フィールド等の技術はまだ開発されていなかった。

[編集] 武装

 建造当初のNX級の武装は、低レベルのパルス・プラズマ・キャノン空間魚雷フェイズ砲が装備されていた。その後防衛力の必要性から武装を強化し、フェイズ砲を増設、空間魚雷は反物質弾頭である光子性魚雷へと換装された。

 NX級の防御システムには、24世紀現在当たり前の技術であるディフレクター・シールドは搭載されていない。この頃の防御システムは「分極メッキ装甲(通称、防御プレートと呼ばれた)」と呼ばれるものであり、船体装甲を特殊な分極フィールドで覆って、外部隔壁を質的に変化させることで防御力を上げるシステムである。

 船体隔壁のすぐ内側にはプラズマコンジットやインパルス・マニフォルドが走っており、船体の装甲能力の点においては十分とは言いがたい構造であった。

[編集] 転送装置

 驚くべきことに、宇宙艦隊は最初期から転送技術を有しており、NX級にも装備された。ただしこれは人間に使うことが許されたもっとも初期型の転送機であった。当然24世紀のような確実な安全性はなく、緊急時でもないかぎり当時の艦隊士官は極力転送機での移動はしなかった。
   また転送機の応用技術であるレプリケーターはまだなかった。 部品のレプリケートができないため、船の修理には常に限界がつきまとった。

[編集] 艦載機

NX級のシャトル・ベイ

 NX級は艦載機としてシャトルポッドを二機搭載しており、デッキFにシャトル・ベイのハッチがありデッキEの二層を貫通する格納庫が設置されている。格納庫内はエアロックも兼ねている。シャトルポッドは船体底部のハッチから、アームで下ろされる。


[編集] 船内情報

NX級断面図

 全7デッキ構造で、Aデッキにブリッジ、Dデッキに機関室がある。 船内は24世紀の艦の優雅な内装とは異なり、金属骨格が剥きだしである。これはフォース・フィールドなどの高度な重力子技術で船体を補強する技術がないためである。