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USSエンタープライズD

出典: Memory Alpha

USSエンタープライズD
クラス: ギャラクシー級
艦種: 探査艦(戦時には巡洋戦艦
登録番号: NCC-1701-D
所属: 惑星連邦宇宙艦隊
建造場所: 火星ユートピア・プラニシア造船所
就役: 2363年10月4日
退役: 2371年ヴェリディアン星系で大破消失
全長: 641m
全幅: 470m
全高: 138m
重量: 4,960,000mt
速度: Warp9.8 (緊急時)
Warp9.6(12時間)
Warp9.2(基準最高速度)
Warp 6 (巡航速度)
デッキ数: 42デッキ
乗員数: 1012名
武装: タイプXフェイザー・アレイ×12基
魚雷ランチャー×3基
光子魚雷×275発搭載
防御: ディフレクター・シールド
艦長: ジャン=リュック・ピカード大佐
状態: 損失 (2371年現在)

 USSエンタープライズ(USS Enterprise) NCC-1701-D惑星連邦宇宙艦隊所属のギャラクシー級の宇宙艦であり、宇宙艦隊旗艦であるUSSエンタープライズの名を受け継ぐ5代目の艦である。

目次

[編集] 歴史

[編集] 建造から就役

マッキンリー基地に入港中のエンタープライズ

 エンタープライズDは太陽系火星にあるユートピア・プラニシア造船所で建造された。宇宙艦隊は長期における深宇宙探査を目的とした新型宇宙艦の開発計画、ギャラクシー級計画を発足させ、宇宙艦隊でも最大の容積を誇り、尚且つ銀河の白鳥と呼ばれる美しいデザインを誇るこのギャラクシー級が生まれた。

 宇宙艦隊は五代目USSエンタープライズをこの最新鋭艦であるギャラクシー級に決定し、プロトタイプであったUSSギャラクシー、そして二番艦であるUSSヤマトに続くギャラクシー級の三番艦として、2363年10月4日に就役させた。

 建造工事はオーフィル・クインテロス中佐が監督していた。リア・ブラームス博士はエンタープライズのワープ推進システムの設計に大きく関わっていた。

 ユートピア・プラニシアでの建造後、地球軌道上のマッキンリー基地で最終的なシステム調整が行われた。そして、宇宙暦41153.7にジャン=リュック・ピカード大佐がノラ・サティ少将からの辞令で正式に艦長として就任した。

[編集] ピカード艦長によるセブン・イヤー・ミッション概略

赤色巨星の調査を行うエンタープライズ

 エンタープライズDはその七年間の任務で多くの種族とのファーストコンタクトを行った。

 エンタープライズは2364年の最初の任務であるファーポイント基地調査の際に、Q連続体として知られる高度な種族と敵対的な遭遇をした。エンタープライズはこの時にから逃げるために限界速度を出した。また、この時に初の船体分離も行っている。この時の船体分離は非常に危険とされるワープ航行中の船体分離でもあった。(TNG:未知への飛翔

 また同年、コジンスキー博士のワープ実験の際に理論上の限界速度ワープ10を超えた。そのため、エンタープライズは遠方の銀河を訪問する最初の連邦艦となった。(TNG:宇宙の果てから来た男

コジンスキーの実験の際にラフォージがワープ10を超えていると言及しているが、艦の推進システムの構造上ワープ10の速度を出すことは不可能である。また、ワープ10という速度が無限の速度と定義しているワープ理論はこのエピソードの制作段階で完全に確立していたわけではなかった。この時のエンタープライズには超高速ワープ速度の測定技術がなかったため、事実上の速度はワープ9.999999+であったと考えられる。(Star Trek: The Next Generation Technical Manual
ファイル:Enterprise distantgalaxy.jpg
別の銀河に到達したエンタープライズ

 2364年後半にエンタープライズはバイナー人らによって第74宇宙基地からハイジャックされた。彼らは自らの母星の故障したコンピュータを修理するために艦のコンピュータを利用するつもりであった。この事件の後、バイナー人らはピカード艦長に艦を返還し、彼らは自らの行動の責任を負った。(TNG:盗まれたエンタープライズ

 2365年、Qの力で遠方の宇宙に飛ばされたエンタープライズはボーグ集合体とファーストコンタクトを行った。この時ボーグの攻撃でデッキ4、5、6のセクション27、28、29は切り取られてしまい、18名のクルーが犠牲となった。(TNG:無限の大宇宙

 2366年から2367年にかけてボーグによる第一次太陽系侵攻が行われた際に、ボーグと交戦したエンタープライズは重大な損害を受けた。ボーグの攻撃により機関室を含むデッキ36が減圧され、少なくとも11名、更にもう8名が犠牲になった。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・前編

マッキンリー基地で修理を受けるエンタープライズ

 ボーグとの決戦のため、メイン・ディフレクターはエネルギー兵器に改造されたが、ボーグに同化されたピカード艦長の知識によりその試みは失敗に終わった。また、この攻撃によりエンタープライズのディフレクターとワープ・コアは重大な損害を受け、いくつかのデッキは放射能に汚染された。

 地球軌道上の最終決戦でエンタープライズはデッキ23~25は重大な損害を受けるが、辛くもボーグ・キューブの破壊に成功する。戦いの後マッキンリー基地で5~6週間の修理作業が必要となった。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・後編TNG:戦士の休息

 その修理及び改装作業でフェイザーはアップグレードされ、ダイリチウム結晶室ハッチは新しいものと交換された。しかし、同年ワープ・コアの爆発事故が発生し、最初はロミュランによる破壊工作が疑われたが、この時に交換したハッチの欠陥が原因であることが分かっている。(TNG:疑惑

 2367年後半にクリンゴン帝国で発生した内戦では、デュラス家に対するロミュラン軍の支援を阻止するためにクリンゴン帝国とロミュラン帝国の中立地帯にエンタープライズを旗艦とした艦隊を配備し、遮蔽して国境を超えるロミュラン艦を封鎖するためにタキオン検知グリッドを張った。(TNG:クリンゴン帝国の危機・後編

ファイル:Enterprise (NCC-1701-D) adrift.jpg
すべての制御を失ったエンタープライズ

 2368年前半、航行中のエンタープライズは量子フィラメントに衝突し、艦のほとんどのシステムが破損しすべてのパワーが損失するという事故に見舞われ、ワープ・リアクター反物質抑制フィールドが崩壊しかけ艦が爆発する寸前であったが、応急修理が間に合い最悪の事態を免れた。(TNG:エンタープライズ・パニック

 また同年、タイフォン星団の調査中に時間断層に捕われ、2278年にこの領域で行方不明(エンタープライズ同様時間断層に捕われていた)となったUSSボズマンと衝突し爆発したが、爆発が原因である時間の循環する輪に捕われた。しかし、次の輪の自分たちにメッセージを送ることに成功し衝突を回避させ、USSボズマンと共に時間断層から抜け出すことに成功した。(TNG:恐怖の宇宙時間連続体

ディープ・スペース・9に寄港するエンタープライズ

 2369年、エンタープライズはカーデシアから解放されたベイジョーの支援のためにディープ・スペース・9に駐留する宇宙艦隊部隊を輸送する第一波となり、三隻のランナバウトと宇宙艦隊派遣部隊の大部分をDS9へ輸送した。(DS9:聖なる神殿の謎

 また、同年長期間のワープ航行を行ったエンタープライズはアーカリア基地バリオン除去を受けた。この時に、エンタープライズのワープ・コアから危険な物質であるトリリチウムを盗もうとするグループが侵入したが、上級士官らによって阻止された。(TNG:謎の侵入者

 同年、惑星連邦の歴史の中で最も重要な発見の一つと位置づけられる発見がエンタープライズでなされた。銀河系最古種のヒューマノイド種族からのメッセージを解読するリチャード・ガレン博士の研究を引き継いだエンタープライズは、銀河系のヒューマノイド種族共通の先祖がいることを発見した。(TNG:命のメッセージ

 2369年後半、エンタープライズは救難信号を発しているロミュラン・ウォーバードの救出作業中に破壊された。ウォーバードのエンジン・コアであるマイクロ・ブラックホールに誤って寄生した量子特異点に寄生する生物の影響でウォーバードのエンジンが不調となり、そこへエンタープライズからパワー伝送ビームが発せられたことによりフィードバックが起こった事が原因であったが、これが原因で時空分裂を引き起こしたため爆発の直前に当時艦外任務を行っていた他のクルーによって爆発は阻止された。(TNG:時空歪曲地帯

 2370年、エンタープライズでは新しいワープ・コアのテストが行われた。新しいコアは第84宇宙基地で設置され、パワー・トランスファー・コンジットの交換も実施された。(TNG:戦慄のドリーム・プログラム

 エンタープライズの機関部長ジョーディ・ラフォージ少佐USSイントレピッド(NCC-74600)の機関部長ドナルド・キャプランと、艦隊で最も高いパワー交換比率を競っていた。(TNG:危険なワープ・エネルギー

 エンタープライズはペガサス事件の調査の際に、艦隊でも僅かな遮蔽装置を使用した艦の一つとなった。それはUSSペガサスで極秘裏に開発されていた位相遮蔽装置を使用し、小惑星から脱出するために使用された。(TNG:難破船ペガサスの秘密

アステロイド・フィールドを抜けるエンタープライズ

 2370年、巨大な彗星の調査任務を実施中に彗星内から既に滅亡した古代ダルセイ文明遺物を発見した。ダルセイ文明の遺物により一時的に艦はダルセイ文明に侵食されるが、クルーの機転により艦は元通りとなった。(TNG:多重人格アンドロイド

 同年後半、ウォーフ大尉はエンタープライズの武器システムのアップグレードを行ったが、艦内がバークレイ型プロトモルフォシス症候群に侵された際にアップグレードは中止された。(TNG:恐怖のイントロン・ウィルス

 宇宙艦隊士官であるマイルズ・オブライエンカーデシアの陰謀により捕らえられた際に、連邦はカーデシア連合への圧力としてエンタープライズ他二隻を非武装地帯へと派遣した。(DS9:疑惑の法廷

 2371年前半、エンタープライズは艦内の改装を受けブリッジのコンソールが増設され、艦内照明が変更された。ブリッジ内のコマンド・エリアに段差が付けられ、ブリッジ左右の壁に新たにコンソールが増加された。科学ステーションが全部で四つに増え、機関制御ステーションも一つ増設された。ミッション・オプス・ステーションと環境制御ステーション、そして全部で三つの通信ステーションが新たに追加された。また、戦術コンソールには椅子が追加された。

[編集] エンタープライズの破壊

ファイル:Battle at Veridian III.jpg
デュラス姉妹との戦闘

 2371年、クリンゴン帝国の裏切り者であるデュラス姉妹が指揮するバード・オブ・プレイにより奇襲攻撃を受けたエンタープライズは、ワープ・コアに深刻なダメージを受け、円盤部の緊急分離が行われたが、推進部の爆発によりヴェリディアン3号星の大気圏へと突入し、同惑星に不時着した。

 幸い、データ少佐が破損したインパルス・エンジンに代わって反動推進エンジン・コントロールを復旧させることに成功し不時着は成功した。しかしながら、回収不可能な程の損傷を受けていたためエンタープライズは登録抹消されることとなった。不時着したクルーはUSSファラガット(NCC-60597)率いる三隻の救援部隊によって救出された。(スタートレック:ジェネレーションズ

ヴェリディアン3号星に不時着した円盤部

 エンタープライズを下艦する前に、ジャン=リュック・ピカード艦長は、エンタープライズの歴史はこれで終わるわけではないと副長のライカーに語った。

 また、2372年にディープ・スペース・9に転属となったウォーフ少佐に対し、ベンジャミン・シスコ大佐はエンタープライズの損失に対するお悔やみを述べ、エンタープライズが良い艦であったと述べている。(DS9:クリンゴンの暴挙

[編集] ミッション中のファースト・コンタクト

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[編集] 技術情報

[編集] 概略

ワープ中のエンタープライズ

 エンタープライズは全42デッキ構成であり、全長は初代エンタープライズであるコンスティチューション級の約二倍、居住区の容積は約八倍となっている。乗員数は全部で1012名である。(TNG:恐怖のワープ・バブルTNG:少年指揮官ジャン・リュック・ピカードTNG:恐怖のイントロン・ウィルス

 メイン・ブリッジ作戦室及び観察ラウンジはデッキ1に位置し、環境制御システムの故障等に備えてセーフティ・インターロックによって厳重に保護されている区画でもある。(TNG:永遠の絆

 メイン・シャトルベイはデッキ4に位置し、デッキ18には第二及び第三シャトル・ベイが位置する。また、多数の貨物室も備えられており、デッキ13には追加のシャトル・ベイも備えられている。(TNG:亡霊反逆者TNG:謎の第3次亜空間TNG:転送事故の謎

ファイル:Galaxy class - stardrive section.jpg
船体分離を行った推進部

 デッキ8は一部未完成部分を含んだ多目的デッキであり、必要に応じて様々な作業空間に改造することが可能となっている。(TNG:イヤール星の使者) また、同デッキには戦闘ブリッジと士官用個室も配置されている。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・前編

 機関室はデッキ36に位置し、デッキ12の他に艦内に数か所医療室も備えられている。(TNG:恐怖のワープ・バブル) 反物質貯蔵庫はデッキ42に位置しており、メイン・エンジンだけで第二船体の12のデッキを占めている。(TNG:イヤール星の使者

 デッキ25には魚雷ランチャードッキング・ポートが配置されている。(TNG:盗まれたエンタープライズ) また、エンジン・ナセル制御室も同デッキに配置されており、ネラ・ダレン少佐によると艦内で最も音響効果が良い場所の一つであるジェフリーズ・チューブ25である。(TNG:謎の幻覚テレパシーTNG:ギャラクシー・ロマンス

 艦内で唯一、船外へのアクセスハッチを有する貨物室は第4貨物室であり、それはデッキ18に位置していた。

エンタープライズ後方から

 エンタープライズの最高速度はワープ9.6であり、最大12時間同速度を維持することが可能である。(TNG:未知への飛翔) また、通常航行時にエンタープライズが発生させた最大出力は127億5000万ギガワットであった。(TNG:True Q) 艦全体の莫大なエネルギーを扱える唯一の装置はメイン・ディフレクターだけであり、必要に応じて高出力エネルギーを発するために改造されて使用されることもある。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・後編) 艦内には全部で約4000のパワー・システムが配置されている。また、転送室は艦内に20か所設置されている。(TNG:盗まれたエンタープライズ

[編集] ワープ・エンジン

[編集] インパルス・エンジン

 主インパルス・エンジンとして、第2船体のドーサルネック後方(第23デッキ)に1基、船体が分離した際の円盤部推進用として、円盤部後方(第10デッキ)に2基搭載されている。

 燃料は、ワープドライブと共用のデューテリウムが用いられ、核融合反応によるプラズマ排気を亜空間フィールド・コイルと磁気アクセラレーター・コイルで加速して推進する。非常時には、少量の反物質燃料を融合チャンバーに注入して、急加速を行うことも可能。

 インパルス推進で得られる最大速度は、光速の約75%であるが、通常、光速の25%以上の速度を出す場合は、ワープ推進に移行した方が効率が良い。

[編集] 船体分離

 エンタープライズDは危険に遭遇した際、艦に搭乗する多くの民間人や非戦闘員を一時的に避難させる必要に迫られることがあるため、自力でのドッキングが可能な船体分離機構を備えている。避難が行われるのは大部分の居住区を含む円盤部の方で、ワープ・エンジンと戦闘ブリッジ、主だった兵装を備えた第二船体が危機への対処にあたる。円盤部と第二船体は、18基のドッキング・ラッチで結合され、更に構造維持フィールドのエネルギーにより接合部の補強がなされている。ドッキング・ラッチは、拡散接合されたトリタニウム・カーバイドで作られており、4系統の電磁流体ピストンによって駆動される。一旦、分離命令が発せられると、双方の船体を結ぶエネルギー、コンピュータ・ネットワーク、気体、液体などのインターフェースおよびターボリフトの経路は全て遮断される。ワープ航行中に船体分離が実行された場合は、両者の慣性制動装置と構造維持フィールドはそれぞれの飛行特性に合わせて調整が行われ、円盤部はインパルス・エンジンに搭載されている亜空間フィールド・コイルによりワープ・フィールドを維持しつつ減速を行う。
 切り離された円盤部が惑星の周回軌道を維持できない場合は、最後手段として地表への不時着も可能であるが、円盤部には着地の際に相当な衝撃が加わるため、再度宇宙を航行することはほぼ不可能である。(ただし、コスト面の理由により、大気圏突入の実地テストは行われておらず、エンタープライズDの円盤部が実際にヴェリディアン3号星への不時着を行うまでは、コンピュータ・シミュレーションによるデータ、及び、過去に円盤部で不時着を行った3隻のより小型の宇宙艦のデータが存在するのみであった) 

[編集] 武装

[編集] デッキ情報

ここのデッキ情報はエンタープライズ固有情報であるため、ギャラクシー級一般のデッキ情報はこちらを参照。

[編集] クルー情報

"勝利を疑わなかった、古代伝説の勇者のようになんでもできる気がしていた"

- ウォーフ'DS9:クリンゴンの暴挙・後編

 2366年の時点で、ベタゾイドクリンゴンエル・オーリアンヴァルカン及び人類を含むおよそ13の種族がエンタープライズ全乗員1014名を構成していた。(TNG:汚名~クリンゴン戦士として~

 また、その後任務途上でボリアン、ベンザイト、ベイジョー、ネイピアン及びアンドロイドも含まれた。また、2369年の時点では非連邦加盟種族からの乗員も17名在籍していた。(TNG:命のメッセージ) また、エンタープライズにはイルカも載せていた。(TNG:究極のパートナー

 エンタープライズには宇宙艦隊士官の他に、その家族を含めた民間人も多数乗艦していた。艦隊士官は艦の重要な業務を行い、民間人は艦の科学部や医療部での勤務が可能であった。テン・フォワード艦内学校植物園などは民間人によって運営されていた。(TNG:謎めいた狂気TNG:暗黒星団の謎TNG:神経医療エキスパート ドクター・ラッセル

 乗員の勤務査定は3か月毎に行われており、副長ウィリアム・T・ライカー中佐とカウンセラーディアナ・トロイによって監督されていた。(TNG:生命リンクテレパシーTNG:若き勇者達TNG:謎の幻覚テレパシー

[編集] 指揮官の変遷

 エンタープライズDの艦長はその航海の大部分を通してジャン=リュック・ピカード大佐が務めたが、2367年にピカード大佐がボーグによって同化された際には一時的に副長であるウィリアム・T・ライカー中佐が艦長へと昇進した。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・後編

 2369年、ピカード大佐が一時的にセルトリス3号星カーデシアへの潜入任務に就いた際に、エドワード・ジェリコ大佐が後任として艦長職に就いた。(TNG:戦闘種族カーデシア星人・前編TNG:戦闘種族カーデシア星人・後編

 によってピカード大佐が体験した可能性の未来の中で、彼はノーシカンと喧嘩をして重傷を負わなかった場合の未来では、エンタープライズはトーマス・ハロウェイ大佐によって指揮されていた。(TNG:運命の分かれ道

 また、アークタス・バランの傭兵にピカードとライカーが拉致された際には、データ少佐が一時的に艦長を務めた。(TNG:謎のエイリアン部隊・前編TNG:謎のエイリアン部隊・後編

 エンタープライズのその他のクルーに関連する情報はこちらを参照。

[編集] 上級士官

[編集] 別の時間軸のエンタープライズ

[編集] 付録

[編集] 背景

[編集] デザインガイド

 エンタープライズDのデザインは、アンドリュー・プロバートハーマン・ジマーマンリチャード・ジェームスによる。ただTNG企画時に新たに描き起こされたデザインではなく、元はプロバートが幻に終わった『スタートレック フェイズⅡ』企画時に描いたものである。

 エンタープライズDはエンタープライズAよりはるかに大型艦であることがコンセプトであったため、円盤部を大胆にも楕円形とし、幅を大きく強調したデザインとなった。同艦はこの楕円形の円盤部が正円に見えるアングルが最も美しいと言われ、この優雅なデザインは「銀河の白鳥」と呼ばれ絶賛されている。エンタープライズEをデザインしたジョン・イーブスは、このエンタープライズDをキャデラックとし、エンタープライズEはポルシェを意識したという。

[編集] ミニチュア

 ミニチュアは2フィート、4フィート、6フィートモデルが使われた。このうち4フィートモデルがもっとも遅く作られた(第3シーズン以降)。6フィートモデルは最初期からあり、このモデルだけが船体分離が可能であった。しかしこのモデルはディティールが荒く、重く、大きく、第一第二船体接合部もデリケートであり、撮影チームには評判がよくなかった。そこでグレッグ・ジーンは新たに4フィートモデルを作り上げ、第3シーズン以降は主にこのモデルが撮影に使われることとなった。このモデルはパネルラインのディティールにプレーティングという技術を使っている。これは船体表面のパネルラインにレベル差があり(デコボコになっており)、遠景撮影においてリアルな宇宙艦の船体を演出できるというものである。

 なおENT最終話「最後のフロンティア」に登場したエンタープライズDはCGIである。