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USSヴォイジャー

出典: Memory Alpha

USSヴォイジャー
クラス: イントレピッド級
艦種: 軽巡洋艦
登録番号: NCC-74656
所属: 惑星連邦宇宙艦隊
建造場所: 火星ユートピア・プラニシア造船所
就役: 2371年
全長: 342.5m
全幅: 144.84m
全高: 55.42m
重量: 700,000mt
速度: Warp 9.975 (最高速度)
Warp 8 (巡航速度)
デッキ数: 15
乗員数: 168名
武装: タイプXフェイザー・アレイ×13基
魚雷ランチャー×4基
光子魚雷×55発搭載
防御: ディフレクター・シールド
艦長: キャスリン・ジェインウェイ
状態: 就航中 (2377年現在)


 USSヴォイジャー(USS Voyager NCC-74656)は、惑星連邦宇宙艦隊所属の、イントレピッド級宇宙艦である。艦長はキャスリン・ジェインウェイ大佐

目次

[編集] 概略

[編集] 建造から就役

 USSヴォイジャーは、当時宇宙艦隊最新鋭かつ最速の宇宙艦であるイントレピッド級の二番艦として火星ユートピア・プラニシア造船所で建造された。
 同艦は2371年に就航し、宇宙暦48038.5に地球マッキンリー基地から、星の大海原へと旅立った。

[編集] USSヴォイジャーの特徴

 ヴォイジャーは可変型ワープ・ナセルを装備した宇宙艦隊初の宇宙艦である。最大速度はワープ9.975(光速の5754倍)であり、宇宙艦隊旗艦のギャラクシー級宇宙艦の最大速度ワープ9.6(光速の1909倍)を大きく上回る。
 また同艦には第一船体第二船体の区別があるものの、船体分離機能はない。その代わりに惑星地表に直接離着陸することができる。

 ヴォイジャーのコンピュータは、従来のアイソリニア・オプティカル・チップだけでなく、新技術のバイオゲルパックを用いている。これはコンピュータに「生物的な最良選択」をさせることで、演算能力を飛躍的に上昇させるというものである。

 ヴォイジャーはエンタープライズDに代表されるギャラクシー級宇宙艦ほど大きくはないものの、科学調査艦として、宇宙艦隊でも指折りの高性能を誇る。また船の全システムの順応性が非常に高く、あらゆる逆境に耐え、幅広いカスタマイズに柔軟に対応することができる。
 ヴォイジャーに取り入れられている新技術は、イントレピッド級での実績を元に以降の新鋭艦であるソヴェリン級プロメテウス級にも搭載されている。

[編集] デルタ宇宙域からの帰還

[編集] ファーストミッション~デルタ宇宙域

 USSヴォイジャーの最初の任務は、バッドランドで消息を絶ったマキ宇宙艦の捜索であった。マキ艦には宇宙艦隊のスパイ(トゥヴォック大尉)が潜入した。
 USSヴォイジャーは、地球マッキンリー基地から進宙後、ディープ・スペース・9へ立ち寄り、バッドランドへ向け進路をとった。

 しかしマキの船を追ってバッドランドを捜索していたヴォイジャーは、管理者によって突如75000光年彼方のデルタ宇宙域にまで連れてこられてしまう。銀河の果てでヴォイジャーは管理者のアレイ型ステーションをめぐってケイゾン人のセクトのひとつであるケイゾン・オーグラと対立する。オカンパ文明を守るために管理者のステーションを破壊したヴォイジャーだったが、それは同時にアルファ宇宙域への帰還の手段を失うということであった。ヴォイジャーはマキのメンバーをクルーに加え、地球への帰還を目指す。しかし最大ワープ速度でも70年以上かかる距離を、星図も何もない状態で漕ぎ出すことは、苦難の旅以外のなにものでもなかった。

[編集] ボーグ集合体との遭遇

 デルタ宇宙域に迷い込んでから3年後、ヴォイジャーは銀河でもっとも危険な種族・ボーグ集合体の本拠地にさしかかる。 ただ1隻のボーグ・キューブに39隻の宇宙艦隊艦が全滅させられた記憶も新しい中、何の支援もなく漂流しているヴォイジャーは、15隻のボーグ・キューブに迫られることになる。

 しかしキャスリン・ジェインウェイ艦長はボーグと偽装同盟を結び、辛くも危険なボーグ・スペースを抜けることに成功する。その際、ボーグに18年間同化されていた地球人セブン・オブ・ナインを連れ出した。

 セブン・オブ・ナインのボーグ・テクノロジーに関する知識は、ヴォイジャーの防衛力を確実に高め、対ボーグ戦略の基盤となった。 彼女のおかげで、ヴォイジャーは度重なるボーグとの遭遇を紙一重で切り抜けることができた。またボーグ・テクノロジーは天体測定ラボデルタ・フライヤーという新たな財産をヴォイジャーにもたらした。
 ヴォイジャーの旅は、謎に包まれた不気味なボーグ集合体を確実に解き明かしていった。ジェインウェイ艦長はボーグ・クイーンに何度も遭遇した唯一の宇宙艦隊艦長である。ジェインウェイ艦長の勇気と決断力と頭脳は、ボーグ・クイーンも認めるところであった。ジェインウェイ艦長はクイーンにとって敵ではあるが、クイーンにとっては数少ない対等な立場の存在であり、奇妙なライバル心を持っていたきらいがある。

[編集] 地球への帰還

地球への帰還

 デルタ宇宙域に漂流してから7年後の2377年、USSヴォイジャーは航路上の星雲で強いニュートリノ放射を探知し、アルファ宇宙域まで通るワームホールが存在するかもしれないと考え、その星雲に立ち寄った。しかしその星雲はボーグ艦の巣窟であった。

 キャスリン・ジェインウェイ艦長は危険を犯すべきでないと考え星雲を後にするが、その3日後に現れた、未来から来た自分自身――キャスリン・ジェインウェイ提督に励まされ、再度星雲を目指す。しかしその星雲の中心にあったものは、ボーグのアキレス腱とも言える、トランス・ワープ・ハブだった。

 ジェインウェイ艦長はハブを利用するより破壊すべきだと考えるが、ジェインウェイ提督はさらに17年かかる航海で失う22人の犠牲のことを話す。その中にはセブン・オブ・ナイントゥヴォックも含まれていた。結局、ジェインウェイ提督の犠牲的協力によって、ヴォイジャーはハブの破壊と地球への帰還の両方を成し遂げることができた。

 ヴォイジャーは多くの連邦宇宙艦にエスコートされ、青く輝く故郷へと帰り着いた。


[編集] デルタ宇宙域でのファースト・コンタクト

 デルタ宇宙域の旅は7年間で終わったが、その間ヴォイジャーは他の連邦宇宙艦が経験したことのないほど多くの種族と遭遇した。主な遭遇種族は以下の通り。しかし中には種族名が不明のまま別れたケースも多く、実際にはここに挙げる名前以上のコンタクトを行っている。そのためヴォイジャーの遭遇した種族は、軽く100種族を超えると思われる。

他多数。

[編集] クルー情報

[編集] 上級士官

[編集] 背景

[編集] デザインガイド

 ヴォイジャーのデザインはリチャード・D・ジェイムスリック・スターンバックによる。リック・バーマンらプロデューサーの注文は「弾丸のような流線形デザイン」であること、そして「USSエンタープライズDよりも小型で、わずかに技術が進んでいる」ということだけだった。

 スターンバックは、1993年9月ごろからスケッチを始めた。彼はシャチやマンタなどの自然界のデザインラインを多く採り入れて、星々の大海原を泳ぐ優美なヴォイジャーを形作っていった。「小さくて速い」宇宙艦を意識して、第一船体を鋭く尖らせ、第二船体ドーサルネックを省略し、全体的に船体を薄くさせた。途中、プロデューサーから「なにか可動部分がほしい」という注文を受けたスターンバックは、いろいろ悩んだ末にワープ・ナセルを選んだ。こうして94年5月には大まかな形が出来上がったが、このスタディモデルは形状が鋭すぎたため(プロメテウス級宇宙艦に似ている)、丸く滑らかな形状に再デザインされ、撮影用ミニチュアとCGIモデルを作り上げた。なお、ワープ・ナセルのデザインは右往左往しており、初期にはエンタープライズEのような長いナセルだったが、可動部にすることが決まってからは、最終的にエンタープライズDのようなコンパクトなナセルとなった。

 なおエフェクト・スーパーバイザーのジョー・バウアーは、「ヴォイジャーはエンタープライズと異なり、格好よく見えるアングルと格好悪く見えるアングルが両極端にある」と言った。これは第一船体ワープ・ナセルに対してかなり大きく長いことによるためである(第一船体とワープ・ナセルの長さのバランスは、おおよそ1:1が最も美しい)。そのため彼はヴォイジャーを上から撮影する際には、船尾のほうまで映るよう視点を高くしなければならなかったとコメントしている。

 なおヴォイジャーは、1998年以降撮影にミニチュアは使われなくなり、以降はすべてCGIによる表現となった。